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「採用と人材のミスマッチ」を克服するために

SPECIAL

オルタナティブ経営コンサルタント

合同会社オフィス西田

チーフコンサルタント 

カーボンニュートラル、SDGs、サステナビリティ、サーキュラーエコノミー、社会的インパクト評価などへの対応を通じた現状打破と成長のための対案の構築と実践(オルタナティブ経営)を指導する。主な実績は、増客、技術開発、人財獲得、海外展開に関する戦略の構築と実現など。

最近企業の担当者と、インターンシップが果たしうる成果について意見交換させていただく機会があったのですが、企業側から見ると「採用と人材のミスマッチ」は厳然として存在し、なおかつその乖離は広がっているのではないかというようなところがありました。

曰く、企業にとっては必須の「儲け代」をカバーする古典的な学科(機械工学とか化学工学とか、学科名が漢字のもの)はそもそも学生に人気がなく、卒業生の数も限られる中で、デジタルサイエンスやAIエンジニアリングなど、カタカナやアルファベットで表記されるような学科の学生からの応募が多いのが昨今の特徴だそうです。企業側としてはそういう学科ばかりから採用するわけには行かず、頭が痛いとのこと。さらには有望な学生ほど長期雇用を考えておらず、入社する前からキャリアアップのための転職は織り込み済みという学生が圧倒的だとか。

これが就職市場を巡る一般的な傾向だとするなら、経営者にとっては頭が痛い話です。なぜなら金属のビジネスであれば冶金、建設なら土木など、核となる技術的知見を持つ人材は何にもまして確保したいはずだからです。

そこで当社がお勧めしているのが、インターンシップと共同研究を組み合わせて人材をしっかり確保するという採用方法です。共同研究の手伝いをしてくれた学生であれば、研究テーマが技術開発に近い分野であることが期待できますし、研究パートナーである指導教官を通じて学生さんのことをじっくりと見極められるというメリットもあるからです。

学生さんから見ても、自分が関与した研究の延長線上に企業での実践経験を積めるわけですから悪い話ではないはずです。そうだとすれば、戦力となる人材をある程度の長期間にわたって確保するための具体的な手立てとして、インターンシップと共同研究の組み合わせは注目されるべきソリューションということになります。

2024年、中核となる技術人材の採用をお考えの経営者の方には、ぜひこのソリューションに注目いただきたいと思います。ご関心をお持ちの方はどうぞ当社までお問い合わせください。

 

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