「朝会」「朝礼」を情報共有の場に

  通信販売 白川 博司 SPECIAL
白川 博司 SPECIAL

通信販売コンサルティング

株式会社四方事務所 代表 白川 博司

通販戦略なくして事業の成長はない! 20年間にわたり、300社以上の通販立ち上げに携わってきたプロコンサルタントが、経営者のための通販視点とこれからの事業発展の重要戦略について提示。


朝礼

9月末に引越しが完了した楽天本社の新オフィス『楽天クリムゾンハウス』(二子玉川)。ここでは、毎週火曜日、朝8 時から約1 時間、全社員参加の「朝会」が行われている。

朝会会場には、2,000名の座席が用意されているほか、ビデオ会議システムで国内外50カ所以上の拠点にライブ中継されており、冒頭の10 分間は社内公用語となっている英語で、会長兼社長の三木谷浩史氏がスピーチをするそうだ。

楽天社員の『行動規範8カ条』には、“朝会こそ情報共有の原点”と掲げており、企業理念を具現化するための重要事項となっている。この朝会は、各企業でよく行っている朝礼のようなものではなく、成功事例の発表を他部署と共有する場としても検討するなど、企業価値を高めるための社員ミーティングの意味合いが濃い。

社員1 万2,000 人を擁し、組織の拡大や人材の多様化が進む楽天では、“世界一のインターネット・サービス企業”を目指す上で、情報共有とスピーディーな意思決定を可能にするベンチャー精神の醸成が欠かせないテーマであり、この朝会をその具現化に役立てていく狙いである。

また、ヤマト運輸では各宅配拠点で毎日朝礼を行い、創業社長の故小倉昌男氏が唱えていた「安全第一、営業第二」という社訓を全員で唱和し、安全最優先の意識の共有を図っているという。

「朝会」「朝礼」というと、どうしてもマンネリとなって形骸化してしまう傾向にあるが、企業理念を社内に浸透させ、社長の意思、事業の方向性、目標、将来像などを定期的に社員に伝えていく場として最適である。

目的を明確に持ち、濃く短く継続していくべきで、一方的に社長が話をするだけでなく、社員も巻き込みながら、仕事に対する意欲を高めるコミュニケーションの場として、朝の貴重な時間を有効活用してほしい。

 


【儲かる通販戦略】社長のための、通販事業戦略の視点
白川 博司

通信販売コンサルティング

株式会社四方事務所代表

白川 博司

執筆者のWebサイトはこちら http://shirakawahiroshi.jp/

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