2代目社長が今すぐ始めるべき経営計画の作り方
会社経営において最も重要なのは、「強く永く続く会社づくり」です。そのためには、手元資金を確保し、財務を強化することが不可欠です。
これからの時代、社長には「数字で会社の未来を描く力」が求められます。
経営計画を持たない会社は、地図もコンパスも持たずに大海原を航海しているようなもの。目指すべきゴールが明確でなければ、日々の経営判断も場当たり的になり、結果として財務が弱体化していきます。
一方で、しっかりとした経営計画を持つ会社は、社長だけでなく、社員全員が同じゴールに向かって進むことができるため、自然と財務も強化されていきます。
同族会社には、家族関係による意思決定の複雑さ、事業承継に伴う資金負担、相続問題による資金流出リスクという、一般企業とは異なる特有のリスクがあります。
だからこそ、特に2代目社長などは、財務を強化するための経営計画を作るべきなのです。
経営計画は、単なる数字の羅列ではありません。会社の未来を数字で具体的に描き、そこから逆算して「今、何をすべきか」を明確にするツールです。そして、その経営計画の中心に据えるべきなのが「手元資金をどれだけ確保するか」という視点です。
多くの社長は、毎年、顧問税理士から決算書を受け取っています。しかし、決算書に書かれている数字だけでは、会社の本当のお金の流れは見えてきません。
会社経営において最も重要なのは、利益ではなく「現金」です。どんなに帳簿上の利益が出ていても、手元に現金がなければ、社員の給料も仕入れ代金も払えませんし、銀行への返済も滞ります。
大切なことなのであえて申し上げると、損益計算書(PL)に書かれている「利益」は、あくまでも会計上の数字であって、実際に手元に残っている現金の額とは全く異なります。
つまり、損益計算書(PL)では黒字であっても、現金が手元に残っていなければ、会社は倒産してしまう可能性があるのです。
一方、貸借対照表(BS)を見れば、会社が実際にどれだけの現金を持っているか、どれだけの借金を抱えているかがわかります。
財務中心の会社づくりを実践している社長は、損益計算書(PL)だけでなく、貸借対照表(BS)も重視します。
「今期は過去最高益を達成しました!」と喜んでいたのもつかの間、数ヶ月後には資金繰りに苦しむ…という会社が少なくありません。なぜ、利益が出ているのに、お金が残らないのでしょうか。
その理由は、主に売掛金の増加、在庫の増加、借入金の返済です。
財務の視点を持って経営計画を作る際には、「利益をいくら出すか」だけでなく、「手元に現金をいくら残すか」という視点が絶対に必要なのです。
強い財務の会社は、損益計算書の利益だけでなく、貸借対照表の現金残高を常に意識し、借入金の返済計画も含めて、必要な利益を逆算して経営計画を立てているのです。
経営計画を作る際には、「理想の未来から逆算する」という発想が必要です。
また、多くの社長が「売上目標」から考え始めますが、財務の視点から経営計画を作る場合、最初に考えるべきは「手元資金」です。
経営計画は、単なる数字の羅列ではありません。会社の未来を数字で具体的に描き、そこから逆算して「今、何をすべきか」を明確にするツールです。
多くの社長が「売上を伸ばせば会社は良くなる」と考えています。しかし、売上が伸びても、手元に現金が残らなければ、会社は強くなりません。
それどころか、売上が伸びれば伸びるほど、資金繰りが苦しくなることさえあるのです。
だからこそ、2代目社長には財務中心の会社づくりが必要なのです。
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