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「関係の質」を高めることの重要性

SPECIAL

エース人材育成の仕組みづくりコンサルタント

株式会社ポールスターコミュニケーションズ

代表取締役 

人材育成コンサルタント。株式会社ポールスターコミュニケーションズ 代表取締役 
大学卒業後、立命館大学に関係する中高一貫校で社会科教諭として勤務。その後、ランドセルメーカーにて中国駐在。経営幹部として部下80名を束ね、中国国内の売上を3年間で約10倍に拡大させ黒字化させる。帰国後独立。新入・若手社員の研修を中心に全国35都道府県で1千回以上登壇、受講生は2万5千名を超え、受講者にやる気スイッチを入れる熱血講師として定評。企業規模、業種問わず100社以上の人材育成に関わり、教育制度の設計、組織改変、評価制度と研修制度の紐付けなどの人が育つ仕組みづくりに取り組む。

事業を継続させていく上で、営業力や商品力、戦略はとても重要です。

しかし、これまで100社以上の企業様で人材育成に携わってきた中で、私はある共通点を強く感じています。

成果を出し続けている組織ほど、人間関係が良い。

これは偶然ではありません。組織開発の分野では、ダニエル・キム博士が提唱した「組織の成功循環モデル」という考え方があります。

このモデルでは、関係の質思考の質行動の質結果の質という順番で組織は成長すると考えます。

多くの会社では、結果が出ないと「もっと頑張れ」「数字を上げろ」と行動ばかりを求めてしまいます。

しかし、信頼関係がない職場ではどうでしょうか。

・本音が言えない。

・相談できない。

・失敗を隠す。

・助けを求められない。

そんな状態では良いアイデアは生まれません。考えることをやめ、言われたことだけをやる組織になってしまいます。

つまり、思考の質が下がるのです。思考の質が下がれば、当然行動の質も下がります。その結果、売上や利益といった結果にも表れてきます。だから私は、研修でもコンサルティングでも、最初に「関係の質」を高めることから始めます。

ただし、ポールスターコミュニケーションズでは、この成功循環モデルをもう一歩踏み込んで考えています。関係の質とは、単に「仲が良い」ということではありません。

相手を尊重し、信頼し、安心して意見を言える関係。

さらに言えば、「相手の成長を本気で願える関係」です。厳しいことを伝えなければいけない場面もあるでしょう。しかし、信頼関係があれば、その言葉は指摘ではなく期待として伝わります。逆に信頼がなければ、どんな正論も批判として受け取られてしまいます。

私は会社の理念として「信頼と貢献」を掲げています。信頼があるから貢献できる。そして貢献を積み重ねることで、さらに信頼が深まる。この循環こそが、組織を強くし、働き続けたい職場をつくる土台になると考えています。

売上や利益は、もちろん大切です。しかし、それはゴールではなく結果です。結果だけを追いかけるのではなく、その結果を生み出す土台を育てる。

その土台こそが、「関係の質」なのです。ぜひ一度、ご自身の職場を振り返ってみてください。

「結果」を変えたいなら、「関係」を変える。

そこから組織は、確実に変わり始めます。

 

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