「正しい現状把握」と「間違った現状把握」の成果の違い

日々の仕事に追われて、正しい現状把握ができていない企業が目立ちます。 先日も、ある高級レストランを展開している企業で「顧客満足度が下がっている」という現状の課題を改善する為の会議が行われました。 その会議では、顧客アンケートから「料理の量・質」「ドリンクの種類と提供時間」...

日々の仕事に追われて、正しい現状把握ができていない企業が目立ちます。 先日も、ある高級レストランを展開している企業で「顧客満足度が下がっている」という現状の課題を改善する為の会議が行われました。 その会議では、顧客アンケートから「料理の量・質」「ドリンクの種類と提供時間」...

「矢田先生、この一か月で30名ほどの応募がありました。」 専門コンサルタントK社は、以前は全く人が取れない会社でした。募集をかけても1、2名の応募しかありません。 媒体に金を掛けているだけに、その人を「無理」して採用します。 そして、1年後にその人はいません。 そんなサイ...

「近頃の若い社員はすぐ心が折れたと言い出す」 こう嘆く経営者は少なくありません。なるほど、社内を見せていただくと、覇気のない社員が黙々と作業をするばかりです。みなさん、競争激化や高いノルマのハードルからくる「お願い営業」などで心が折れた状態なのでしょう。一度こうなると離...

「大森さん、提案書ができました!私にとっては力作です」 「お疲れ様です。ところで、今回の提案の主旨は?」 「主旨?先方からの要件依頼がきていますのでそれに沿って作成しましたが…」 「何か違うな~」 「え!何が違うのですか?」 顧客からの要件依頼に基づいて提案書を作成す...

「前回のコラムでは、商品そのものではなく<企業の哲学や理念、商品やブランドが生まれた背景」を発信することが必要不可欠…>と書かれていましが、何故、背景を語ると売れるのでしょうか。いまいち良く理解できませんでした」 先日、そんなご質問が届きました。 お答えする前提として、...

~成長企業の社長は、「仕組」を買い、社員と仕組をつくることで、社員の人間力の育成と自らの時間の変換を行う~ 日本の心と言えば茶道が有名ですが、この茶道は礼儀作法やおもてなしの基本とも言われています。しかし、「仕組化の運営と効率化のヒントが沢山詰まっている」と聞くことは少な...

「先生、店長は売上を上げるのに人が足りないっていうのですが、単純に人を増やせば人時売上が上がらない。このジレンマをどうやって解決していけばいいのでしょうか?」 とあるチェーンの経営者からのご相談です。 ――――人を増やして、売上を上げようとするのが、最大の失敗原因です。と...

企業における社員教育というと、業務上の知識やスキルを高める教育が圧倒的に多いのが現実です。 例えばホテルのフロントであれば、チェックイン、チェックアウトのやり方等の業務的な知識から、昨今ですと様々な国から訪れるゲストに対応する為の語学力の教育等が挙げられます。 また、...

成熟した日本経済において、商品のみでの差別化はとても困難になっています。 飲食業界ではどの店も美味しい料理を出し、不味い料理を出すお店を探す方が難しいほどですし、住宅業界では耐震、断熱、デザインなど様々な視点があり、それぞれに極めていて、一体どんな家が良いなのか、判断に苦...

From ノグチ 日本年金機構ゴールデンウィーク中の窓口のご案内を見ながら “日本年金機構からのお知らせ” あ~、また引落のお知らせか、、、 私も事業主、お金の引落にはすぐ脳が反応します。 いつもの引落明細の他に“日本年金機構からのお知らせ” ゴールデンウイーク中の...