「職人の知識、技術、段取力、お客様対応力を上げるには」

  下請工事業脱却 村松利孝 SPECIAL
村松利孝 SPECIAL

下請工事業脱却コンサルティング

有限会社村松鈑金東京オフィス 代表取締役 村松利孝

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

当コンサルタント開催セミナーがあります。


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雨が多くて外仕事は、なかなか進まず、予定が遅れがちです。

お天気相手の仕事は、晴れた日は現場に出かけられますが、雨の日は、職人社員が、遊んでしまいます。とても効率が悪い商売だと思っていました。以前は。

現在でもやっぱり、天気には勝てませんから、雨天は工場待機となります。ですが、職人は遊んではいません。それぞれ現場仕事以外の段取りまでしているからです。

あなたの専門工事は、天候に影響のある工事でしょうか?雨が降っても商売繁盛していますか?

さて、今回は「職人の知識、技術、段取力、お客様対応力を上げるには」です。

下請工事の時代は、雨の日は現場が中断するので経営者側からすると、とても嫌な物でした。その分工程が圧迫されるからです。半面、職人は骨休みというか、給料をもらいながら、ゆっくり出来る日になっていました。経営者だけが段取の変更やら次の工事の支度をし、忙しかった。

しかし、直販工事100%体制になってから、お客様対応など一人で全てするには無理が生じてきました。現場でお客様に一番長く会ったり、対応をするのは、結局、現場職人だからです。

このコラムでも、職人社員の教育について書いてきましたが、最低限のルールとマナーは毎日繰り返すことである程度のレベルにはなってきました。

その次に必要なこと。それは、知識、技術以外に、段取力までレベルを上げていくことです。現場施工だけ出来ればよい昔の職人、面倒なことは親方社長がすればよいでは通用しないということです。

弊社では、隔週月曜日に「社長の勉強会」と題して、いわゆる今までは社長が一番知っていた施工技術、知識の公開習得、更に、工事段取、工程調整、外注手配、材料発注、それにお客様のフォローの仕方までのノウハウを教える勉強会を開催しています。

また月末には、輪番制の職人が考え実施する月一勉強会をしています。これは、各職人が日ごろ思っている、疑問点や、改善点などを解決していく職人主催の勉強会で、社長は聞き役です。

ですので、晴れた日は現場ですが、雨が降っても、決してゆっくりしている暇はありません。自主的に準備すること、次の段取りを進めたり、その次の工事の支度に取掛かっていきます。経営者側に近い職人に育ってきています。

最近では、今よりもっと、お客様にきっちり対応できるように、女性目線の「専務の勉強会」と称して、対人関係や、モチベーションアップ、チームワークについて社内勉強を始めています。

取り組みを始めて、弊社も5年なります。それ以前の職人とは、まったく別な職人へ変身しました。教育はとても時間のかかることではありますが、いずれにせよ、直販工事が多くなれば、なるほど、社内体制的に、必ず必要になるということです。

直販工事を更に安定化するとは、社長に近い、現場職人のレベルアップを目指していくべきとの考え方です。

あなたの会社に、職人のレベルアップ勉強時間、取ってありますか?

 


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【工事業専門】直販工事受注への視点
村松利孝

下請工事業脱却コンサルティング

有限会社村松鈑金東京オフィス代表取締役

村松利孝

執筆者のWebサイトはこちら http://motoukeka.com/

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