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「目付役をつけて月次進捗を確認すること」

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

2016-07-10 21.17.01

お盆明けからの立て続けの台風。関東は大変な雨が降ったようですね。例年とまったく逆の進路の台風、日本付近での発生など、本当に自然の気まぐれは分かりません。弊社の工事会社は、中部地域ですので、関東のような被害は今のところなく晴天続きで、毎日蒸し暑さがひどいです。今頃真夏になったような感じです。あなたの工事会社は、大雨、台風の影響を直接受ける業種でしょうか?

大雨、台風、猛暑でも、商売繁盛していますか?

さて、今回は「目付役をつけて月次進捗を確認すること」です。

専門工事直販化の実現を目指し、スケジュールを作成し、一つずつ取り組んでいくも、やり方が違っていたり、思っていたものが出来なかったりと、予定通りには行かないものです。そこで必要なことは、どこまで出来ていてどこが出来ていないかをチェックすることになります。

ここでのコラムでよくお伝えしている通り、スタート責任者は、「社長であれ」というのは正しいですが、会社内で社長の行動の意見や、指摘は誰もしてくれません。直販化事業の進みが悪いのは、実はここに原因があります。

日々の現場業務以外の時間を作ったり、慣れない作業を進めていくと、どうしても予定より遅れていくのが人の常です。急用や雑務雑用の多い社長であれば余計にそうです。

でも下請工事現場であれば、元請会社の工期があり、それに間に合うように工事を納めますよね。工期が間に合わなければ、監督から矢の催促があり、応援人員を増やしてでも間に合わせますよね!

これを応用するのです。要するに、社長の目付役を置くこと。身内で構成された会社なら、奥さんが最適です。計画表の進捗を初めに渡したうえ、毎月チェックしてもらう。

私のところだけかもしれませんが、自分の嫁にチクチク指摘されるほど嫌なものはありません(笑)

そんな適格者がいない場合はどうするか。そもそも社長が直販工事化をスタートしても、計画通りやれていない理由を自分で作るのは簡単です。そして、社内に発表していないでおけば、誰にも計画の進捗は分からない。

ですので、見えない部分をあえで予定表を作成して社内のよく見えるところに掲示し、進捗を社内の職人以外の社内の誰かを目付役さん、(たとえば直接経営や工事に関わらないの女性のパートさんが最適です。)に選任して毎日チェックを入れてもらうこと。

社長には面と向かって意見しない社内の職人さんもちらちら見ているので、社長はやらざる得ない状況を作ることが出来るのです。

こうした仕掛けを初めに作るのと、内緒でやりだすとでは、まったく違った結果になります。

折角やろうと志を立てた直販工事元請化ですよね。1日でも早く軌道に乗せるために是非、いずれかの目付役を社内外においてスタートさせてください。

弊社は、専門工事会社の直販化100%を実現している現役の村松が、実際の具体的実務をあなたに直接ノウハウとして提供しています。どうしても気になる、うちの会社でも実現可能なのかのは、「思いたった今」こそです!村松まで今すぐお問合せください。今度は、あなたがアクションを起こす番です。

 

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