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第74話:ホームページから問い合わせが来ない理由

SPECIAL

導線経営コンサルタント

日本成長戦略研究所株式会社

代表取締役 

【非対面化・オンライン化・自動化】を組織の中枢として捉え、「集客から営業・販売」まで一気通貫で儲けを逃さない導線を設計し、「仕組み化」することで収益を最大化する経営手法を“導線経営”として体系化した第一人者。100名以下の中小企業を中心に「1年で売上2倍の仕組みづくり」を指導。

ホームページから問い合わせが来ない理由

「何から手をつけたら良いかわからない...」「何をどのようにすれば良いのかわからない...」とはweb集客・ネット集客をテーマとしたセミナーに登壇した際に伺った、中小企業経営者をはじめとする参加者からの声。中には「何がわからないのかがわからない」という声も...

インターネット絡みの、特にSEO対策などのノウハウはブラックボックスの部分も多く、確かに「何をすれば良いのかわからない」という印象があるのではないかと思います。

とは言え、お手上げの状態で何の対策もできないのか?というと決してそうではありません。今回はweb集客・ネット集客の“仕組み化”を構築する上で、前提となる絶対外してはいけないポイントを5つに絞ってお伝えします。

1)検索で上位表示したいキーワードを調査する

わかりやすく例を挙げてお伝えします。あなたが美容室のオーナーで、お店が品川駅から徒歩3分のところにあったと仮定します。見込客はGoogleなどの検索エンジンで【品川 美容室】と検索することが想定されます。

今、何気なく【美容室】と言いましたが、見込客の中には【美容院】で検索する方もいるでしょう。あなたが美容室・美容院のオーナーだとしたら、自店のホームページに『品川駅から徒歩3分の美容室』と表記しますか?それとも『品川駅から徒歩3分の美容院』と表記しますか?

たった1文字の違いですが、検索エンジンはロボットです。1文字違えば別物として判断します。この時、【品川 美容室】と【品川 美容院】、どちらがGoogleで多く検索されているか、検索されている回数の多いキーワードを選定し、自社のwebサイトに、そのキーワードを仕込めるか否かで集客が2倍・3倍と大きく変わってしまうのです。

それを調べるツールにGoogleキーワードプランナーという無料のツールがありますが、この2つのキーワードで調べると、その差は歴然です。下記を参照してください。

Googleキーワードプランナー検索結果事例

上から【品川 美容院】が月間1,000回、【品川 美容室】が月間390回、その差2.5倍以上... もしあなたのお店が、ホームページで『品川駅から徒歩3分の美容室』と表記し、月間売上高が100万円だったとしたら、『品川駅から徒歩3分の美容院』という具合に“室”を“院”に変えるだけで、極論を言えば、売上が250万円以上になるということです。

ここでお伝えしたいのは、自社の見込客の悩みや問題がキーワードに置き代わって検索されるので、そのキーワードがGoogleで実際にどれぐらい検索されているのか、そのキーワードはニーズのあるキーワードなのか、必ず調べなければならないということです。

2)SEO対策に適したツールを知る!

弊社に多く頂く問い合わせのひとつとして、「ホームページ・ブログ・YouTube・Facebookなど、web上の各ツールをどのように使えば上手く集客につながるのかわからない」というものがありますが、これらの各ツールにはSEO対策に向いているツール・SEO対策に不向きなツールなど、各ツールごとに得意・不得意があります。

野球の打順・サッカーのポジションなどは監督が決めますが、これと同じでweb上の各ツールも使う側が、そのツールの得意・不得意を把握し、戦略的役割を持たせた上で活用しなければ、これらのツールは“集客”の機能を果たさなくなってしまいます。

では、何がSEO対策に向いているかと言うと、Wordpressで制作したブログ型のwebサイトとYouTube動画です。この2つ以外、Google・Yahooの検索エンジンに対するSEO対策に有効なツールはないのです(Yahooの検索エンジンはGoogleと同じです)。

弊社では、このような各ツールの得意・不得意を把握した上で効率的にweb集客・ネット集客を仕組み化する概念図を“web集客・ネット集客の全体設計図”と言っています。Googleで【web集客 全体設計図】、もしくは【ネット集客 全体設計図】で検索してください。いづれも弊社のwebサイトやYouTube動画などが上位独占で表示されるはずです。

多くの中小企業が「Googleなどの検索エンジンで自社のホームページを上位表示させたい」と思っていますが、そもそも検索結果でホームページを上位表示させようとすること自体が無理な対策...ということです。

3)アクセスの受け皿をつくる!

アクセスの受け皿となるのは、本コラムで何度も触れているランディングページ(以下:LP)です。ここでは詳細の解説を割愛しますが、「LPについて知りたい」「再度確認したい」という方は下記の動画をご視聴ください。

売れるランディンングページのつくり方

動画の再生はこちら(成長戦略TV 第26回)

次回は、4)集客導線上の全てに仕掛けをつくる!5)LPにアクセスを集める広告を自社で打つ!、についてお伝えします。SEO対策でLPにいくらアクセスを集めても、そこに“仕掛け”がなければ集客にはつながりませんし、売上にもなりません。

またどんなにSEO対策をしっかりやっても、広告ほどのインパクトのあるアクセスを稼ぐことはできません。上記2つの項目に関して、どのように考えれば良いのか、絶対に外してはいけないポイントをお伝えしますので、次週を楽しみにお待ちください。

 

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