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ビジネスチャンスを逃し続ける社長の特徴

  キラーサービス(特別対応の標準化) 中川洋一 SPECIAL
中川洋一 SPECIAL

キラーサービス(特別対応の標準化)コンサルタント

株式会社キラーサービス研究所 代表取締役 中川洋一

経営革新コンサルタント。特別対応を標準化することで、ライバル不在で儲かる、「特注ビジネス」づくりの専門家。倒産状態に陥った企業の経営再建から、成長企業の新規事業立ち上げまで、様々なステージにある数多くの企業を支援。イレギュラー対応を仕組みで廻して独自の市場をつくりだす画期的手法に、多くの経営者から絶大な評価を集める注目のコンサルタント。

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賭け事において一番大事なこと、それは流れを読むことです。こうすれば絶対勝てるなんてことは八百長でない限りあり得ないわけですから、もちろん勝てるロジックや法則性はおさえた上で、最終的に勝負を決めるのは、いかに流れを読み切り、その流れに乗ることができたかどうかです。

これはビジネスでも同じことです。当然ながらビジネスは相手あってのこと。そしてその相手も世の中の流れに影響を受けている。また競合の動きによっても状況はまったく変わってきます。

当コラムでも繰り返しお伝えしているように、自社のあり方はマーケットという構造の中で、他との関係性によって決まります。どんなにいいことを一生懸命やっていたとして、世の中の潮流や顧客心理の変化など、大きな流れを読みきれないと失敗します。

しかし、流れを読むだけではビジネスでは結果を出すことはできません。その流れにただ身をまかせるのか、それともその流れを踏まえて自ら行動するのか。この差は大きな違いにつながります。

「時の流れに身をまかせる」---なんともいい響きですし、あの歌を口ずさみたくもなりますが、経営でこれをやると致命傷を負いかねません。「流れに身をまかせる」ことと「流れに乗ること」は一見同じことのように見えて、中身はまったく異なります。

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前者の発想のベースにあるものは「依存」です。こういう発想をもつ経営者は、うまくいかないことがあっても自分のせいとは思わない。

業績が上がらないのは景気のせい、業界のせい、大企業が参入してきたせい、、、
 いま新しいことができないのは、足元が忙しいせい、人がいないせい、、、

このように自分以外のことにうまくいかない原因を求めます。

できない理由を捏造し、自分に言い聞かせる。そしてビジネスチャンスを失い続ける。

一方で、「流れに乗る」経営者は、状況を俯瞰し、チャンスの流れが来ていることをいち早く察知するや否や、自ら決断、そして行動し、力づくでもそのチャンスをつかみにいきます。流れを待つのではなく、水面下で必死に足を動かしパドルを漕いでその流れに乗りにいくということです。

つまり「依存」ではなく「自立」しているということ。

ここで重要なことは、ビジネスチャンスは自分の都合では訪れてくれないということです。

自立した経営者はこのことがよく分かっています。ですから、いざというタイミングでチャンスを逃さないように、普段から準備しています。仕事を社員が残業してバタバタしながらこなす状況から抜け出し、業務プロセスを整え、仕組みで廻せるようにします。そして、自分は精神的にも肉体的にもなるべく空いている状態、自由に動ける状態にしておき、新しいビジネスチャンスに目を向ける余裕をつくっています。

そして、自立した経営者は世の中の大きな潮の流れは読みつつも、自分たちで波を起こしていきます。業界全体では小さくても、自分たちの事業にとってはしっかりとした大きな波です。

たとえばアマゾンの出現、そしてスマホの普及により大打撃を受けたのが書店業界です。書店数は2000年時点からちょうど半減しています。しかしながら、独自の選書とユニークな書評で全国から人が訪れる「読書のすすめ」という書店や、「1万円選書」の申し込みが絶えない北海道の「いわた書店」など、独自性でしっかり選ばれている町の本屋さんもあります。

景気には必ず調整が入ります。先を見通すことのできる経営者であれば、2020年を待たずして今の小バブルははじけるとの仮説を立て、今のうちから手を打とうとされているかもしれません。

しかし問題はどんな手を打つかです。景気悪化を踏まえて今からリストラ?これでは事業は縮小するだけです。経済が回っているいまだからこそ種をまき、新芽を発芽させる。それをやっておけば、この先経済がどっちに転ぼうともある意味関係なくなります。

運命は自ら招き、境遇は自ら造る。

2020年以降の自社の姿は、景気の流れではなく、いまトップが何を決断しどんな行動を起こしていくかで決まります。

御社は流れに身をまかせますか?
 それとも自ら流れをつくっていきますか?

 

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儲かるキラーサービスを つくる社長の視点
中川洋一

キラーサービス(特別対応の標準化)コンサルタント

株式会社キラーサービス研究所代表取締役

中川洋一

執筆者のWebサイトはこちら http://ksli.co.jp/

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