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日常品のギフト化で、365日をビジネスチャンスに変えられる

  ギフト通販 園和弘 SPECIAL
園和弘 SPECIAL

ギフト通販コンサルタント

ソーノカスタマーマーケティング株式会社 代表取締役 園和弘

ギフト通販コンサルタント。通販業界、ギフト業界で通算25年以上の職務経験を経て、ギフト最大手のシャディ(株)を退社。2015年、長年培ったノウハウを全国中小企業の発展にお役立ていただきたいという思いから、絶対顧客視点を掲げた通販専門のコンサルティング&プロデュース会社、ソーノカスタマーマーケティング株式会社を設立。2017年10月にはギフトの通販ビジネスコンサルティングに特化した、売れるギフト通販研究所を立ち上げ多くの企業を指導。

中国の年間最大のインターネット通販セール「独身の日」今年も益々すごかったようです。

昨日終了した中国EC最大手アリババ集団の取扱高は過去最高の約35000億円、前年比26%も増えました。楽天のネット通販の昨年1年間の取扱が約34000億円、たった1日で超えています。恐るべしですね。

日本では悲鳴をあげている宅配業者、中国の業者はこれほどの量を配達しきれるのか気になりますが、中国通販に詳しい方に聞くと、地方では各農村などでハブになってくれる人がいるそうで、全てが個別宅配ではないシステムが出来上がっているそうです。

さて、今週のコラムですが先週の宇宙に続き、ギフト通販の話しに今度は犬?ダルメシアンの写真???

わざと狙ってサプライズ感を出しているのではございません。読み進めていただければ分かっていただけます。

創業昭和2年の老舗「カメヤマ」のローソク。皆さん一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。そうです。家庭の仏壇にいつもあるイメージがとても強いかと思いますが、現在は仏事用だけでなく、様々にとてもオシャレなローソク=キャンドルも沢山扱っています。

公式オンラインショップは、キャンドルハウスという屋号で出されていて、ウェディングキャンドルやおしゃれなデザインの輸入キャンドルなんかも沢山あり、見ているだけでも楽しくなるくらいです。ギフトアイテムも多数取り揃えており、季節のごあいさつギフト、母の日・父の日ギフト、動物やスイーツを形取った可愛らしいプチギフトなどもあり、くまもんやサクラドロップとのコラボキャンドルもあったりします。

その中で、最近発売されたのがペット供養専用のギフト商品「虹のかなた メモリアルギフト6点セット」です。これが秀逸なのです。

https://www.kameyama-candle.jp/ec/shop/category_items_detail.htm?Item=23040020

我が家も妻がペット好きで、以前にはダルメシアンとラブラドールの犬2匹、猫も2匹の計4匹を飼っていて、ペットを飼う仲間同士でお散歩に行ったり、交流を深めていたりしていました。誰かのペットが亡くなるとプチお通夜&お葬式になることも多く、私も妻と一緒にそのお宅へ行ったりもしました。

そういう場面にこの「虹のかなた メモリアルギフト6点セット」というローソク&お線香のギフト商品は、ギフトの商品開発において、とてもよく考えられて設計されています。

何がどう秀逸なのか。そこには7つの秀逸ポイントがありました。

①シーン

人のお通夜やお葬式と違い、これといったしきたり的なものはペットにはないため、お悔やみとともに何を持っていけばいいのかは分かりづらく、その点を多くの方が使うであろう、ローソク&お線香で克服した内容になっています。

②ネーミング

虹の彼方というネーミングが、とても綺麗な響きでペットへの安らぎと優しさ、労わりをすごく感じさせてくれています。

③内容

ローソクとお線香だけではないことが、6点セットということで他にも色々入っていることを示して興味を引いています。

④価格

人と違い、ペットでは高額な金品などは一般的にはなく、1,500円という価格は安からず高からずの程よいラインです。

⑤こだわり

私は知らなかったのですが、ペット愛好家の間では世界的に有名とされる先に逝くペットと再び会えるといった内容の「虹の橋」という詩の物語BOOKを素朴なイラストとともにデザインされたパッケージになっています。

⑥ギフトメッセージ

わんちゃん・ねこちゃん・その他 ペット別にメッセージ熨斗が可能 → ダウンロードして自分でメッセージ記入する

⑦ラッピング 3,000円毎に1セット無料(3,000円未満の場合100円)複数商品の組合せ梱包可能、ショッパー(化粧袋)3種類 300/600/1000円の購入価格別で無料

ペット関連では他にもペットトと名付けられた日本初のスマートフォンでできるペット供養という商品も同時に展開されています。これはスマホにペットの画像を映し出し、目と口元が少し動いたり、鳴き声を出したりする機能があるサービスで、スマホを立てるスタンドと、線香・ローソク立てがセットになっています。

老舗のローソクメーカーさんが、ペット分野まで展開されることに驚いたのですが、よく考えると昨今では人間並みに供養をしたりお墓を作る人もいるくらいのペット社会となっているので、あって当然と言えば当然です。

しかし、ここまでペットのいるライフスタイルからそのシーンを研究し、ギフトの商品開発へとして徹底して繋げられ、見事な商品設計をされていることは純粋に感銘を受けました。

このカメヤマさんのように、日常品でもこれまでと違うシーンの観点から見てギフト化をすれば、365日をビジネスチャンスに変えられるのです。

 

儲かる「ギフト化」の経営視点
園和弘

ギフト通販コンサルタント

ソーノカスタマーマーケティング株式会社代表取締役

園和弘

執筆者のWebサイトはこちら https://urerugift.com

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