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第158号:9割は勘違いしている幹部社員の育成方法

  ミッションマーケティング 佐治邦彦 SPECIAL
佐治邦彦 SPECIAL

ミッションマーケティングコンサルタント

株式会社サンアスト 代表取締役 佐治邦彦

これまで500社以上の支援から編み出した、顧客満足と収益の最大化を、同時に実現していく独自の手法「ミッションマーケティング」の創始者。飲食店、ホテル、住宅関連、サービス業、学習教育企業…など、お客様思考がなかなか利益につながらずに悩む経営者に、収益をもたらし大きな成長を実現させるコンサルタントとして評価が高い。

幹部育成について悩む経営者からの相談を良く受けることがあります。現場の話を聞いてみると、内容は大きく2つのパターンに分けられます。

1つは、頑張って売上を作ってくれてはいるものの、その幹部に部下たちがついてくることができずに社員の定着率が低くて困っている、というもの。
もう1つは、経営者の考えを理解して努力してくれているが、売上を上げることができずにいつまでも私が売上げをつくっている、というものです。

幹部社員の育成失敗、理由は2つに絞られる!

1つめのパターンの場合は、その解決には売上実績をつくれるということと、部下を育成できるということは別問題であると気づく必要があります。
できる人ほど、自分ができていることは、皆にもできると思ってしまいがちです。そして、安易に自分の分身を作ろうとしてしまいます。そのような幹部には、自分の仕事の判断基準と作業手順を明確に見える化をしてもらうようにします。
良い仕事をするためには、判断基準と作業手順が重要です。無意識に行われているこの2つの業務を見える化し、誰でも理解できるように標準化することで部下が育ってくるのです。

2つ目のパターンの場合は、曖昧な指示命令が部下を混乱させていることに気づく必要があります。
仕事の判断基準や作業手順を、経営者自らが作成して幹部を指導します。人材育成に悩む企業は仕事の判断基準や作業手順が曖昧なのです。そのため無意識に自分の分身を育てようとします。

自分の分身を作るよりも自社の判断基準や作業手順を明確にしましょう!

まず取り組むべきは、自社のお客様は誰なのかを明確にすることです。自社のお客様が決まっていなければお客様ニーズが多様化している現代では判断基準も曖昧になってしまいます。そして、それぞれの業務に対する業務フローを作成し作業手順を明確にすることです。

あなたは無意識に分身をつくろうとしていませんでしたか?
幹部育成に悩む方は、まず自社の判断基準や作業手順を明確にすることから始めていきましょう。

自分の幹部育成をもう一度見直してみてください。

画像引用:photo AC


お客様思考と収益力を高める経営視点
佐治邦彦

ミッションマーケティングコンサルタント

株式会社サンアスト代表取締役

佐治邦彦

執筆者のWebサイトはこちら https://www.sunast.co.jp/

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