見積作成時間と期限

さて今回は、「見積作成時間と期日」です。
現場が忙しい時に限って、たくさん依頼が来る工事見積。
元請からの見積りは、きっと提出期限が決まっているので、何が何でもその期日までに間に合わせますよね。
でも、例えば知り合いの人に頼まれた修理工事だと、どうでしょうか。
「出来たらでいいよ。」
知り合いの言葉に甘えていると、3日経ち、1週間経ち、半月、1か月と、どんどん提出が遅れる事って、ありませんか?
そのうち、
「いつ出るかな、見積。」
催促ならいいほうで、
「遅いから、もう他で頼んだ!」
なんて残念な電話、もらうことありませんか?
折角の売上チャンスを目先の忙しさに後まわしにした結果です。
村松も昔は、現場が忙しくなればなるほど、こんな失敗、年に何度も起こしていました(恥)
あなたはいかがですか?
なぜ、見積は遅れるのか。
原因は、2つあります。
ひとつは、見積を作る時間が昼間に作れない。
打ち合わせや現場は待ったなしですから、一日がそれ優先の予定になる。
そもそも作成に何時間が掛かるので、後まわしになる。
やるかやらないか分からない見積作成に、ちゃんと時間が取れない。
結果、夜遅くか、家族を犠牲にした休日返上になりませんか?
もう一つは、提出期限日を決めていない。
お客様の好意に甘えて、どうしても後まわしになってしまうこと。
下手すると、現調に行く日にちすら決めないで、ほっとく。
この二つだと思うのですが、あなたはいかがでしょうか。
さて、この二つの原因を解決するには、どうしたらよいでしょうか?
ひとつ目は、日々の工事と同じぐらい優先順位を上げる事。
あと、見積作成に時間を掛けすぎない事。
それには、自分しか出来ない現調や価格決定以外の作業を分解して、他の誰かに見積作成の準備をやってもらう。
例えば、時間が掛かる拾い出しまで、見積作成時に出来ていれば、うんと時間短縮する事出来ませんか?
案件にもよりますが、私の見積完成時間は大体30分から1時間です。
もう一つは、次回提出日の約束を絶対決める。
お客様への提出日の約束を、現調時に必ず決めてしまうこと。
お客様の都合もありますが、大体3日か遅くとも5日以内です。
「えっ!?早いな。」
「うちじゃ無理。」
そう思われたかもですが、この二つを、前向きに改善しながら取り組むと、現調から見積提出、そして契約までが、今と比べ物にならないほど早く回るようになります。
あなたにお聞きします。
そもそも、利益が出やすいのは、下請け仕事ですか?
それとも直接元請仕事ですか?
いかがでしょうか?
気づいているけど、その具体的なやり方がイマイチ分からない、進まないときは、村松までお尋ねくださいね!
直販受注経営を知りたい、興味がある、やってみたい!
うちの会社でも実現可能なのかは、「思いたった今」こそです!
今年こそ、あなたがアクションを起こす番です。
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