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マーケティング組織づくりの成功に欠かせない「果たす」意志とは

SPECIAL

マーケティング組織づくりコンサルタント

株式会社Marketer's Brain

代表取締役 

 営業および、マーケティング領域において「商い」を、デジタル化し、クライアント企業の業績を急進させるコンサルタント。社内のデジタル化を一気に加速させ、「強いマーケティング組織をつくりだすカリスマ」と称される。クライアントは年商十億円規模から、個人コンサルタントとしては異例の一部上場企業の指導実績も多く、一兆円を超える企業まで幅広く指導。手がけた案件をことごとく成功させ、期待を遥かに超えた成果を生み出すことで絶大な評価を博す。

 

「リッキーさん、結局、専門用語をひとつも使わずに説明しきりましたね……」

弊社がコンサルティングを行っている際に、お客様からよく言われる言葉です。マーケティングとは何か? 貴社は、どうしていくべきなのか? その必要性、実施に向けての具体的なアクションとは? など……そのすべてにおいて、実は「むずかしい言葉」を使うことは不要です。

 

多くのクライアント様が最初に悩まれることは「マーケティングって難しそう」とか「覚えることが多そう」とか、「資質がないと失敗しそう」とか、「専門性」に代表される、各種の心配ごとです。

 

しかし、本物に触れるとき、みなさまは、そんな事に悩む必要はありません。
それは、提供する我々側が、クリアするべき最低限のハードルだからです。

 

▼マーケティングを「学問」として学びたいのですか?

 

そもそも、マーケティングと言う言葉自体が「学問の言葉」です。

 

「言語学」を大学で学ばなかったら、我々はしゃべることが出来ませんか?
もちろん、そんなことは無い。幼児でも言語をしゃべっていますよね。

 

「経済学」「経営学」……なんでもそうですけど、そりゃあ、突き詰めていけば色々ありますけど、世の中、それがないと起業できないの?ってそんなことはありません。私、会社経営していますし。

 

そもそも、マーケティングによって達成される事と言うのは、我々の日常生活の中で「あたりまえ」に存在していることです。

 

たとえば、行きつけのラーメン屋で、大将が「お、毎日来てくれるねー。トッピングの海苔、おまけしておいたよ!」とかあったとしましょう。

 

うれしいですよね。また来たくなります。誰かに言うかもしれません。
それって、店長が、その性格から、自然にやっちゃっているようなことですよね。

 

で、この話を「これは、リテンション(解約抑止)施策で、海苔を渡すことでリピート率が向上するし、情報がシェアされることで……」みたいに、「わざわざ小難しい理解をしている」のがマーケティングです。はい(笑)

 

私は、別にそれがダメだとは言いません。

 

むしろ、戦略の構築(仕組み化)をしようとしているとき、自分が何となくやってきたそういう事象に対して「かみ砕いて本質を理解する」と言うのは、必須の事だと思います。

 

ただし、一方で(説明するコチラが)その本質を分かっていれば、そのすべてを、(お客様である皆様に)小難しい言葉を使って理解して頂く必要はない……とも、私は考えています。逆に、もっとも簡単な言葉で説明できるならそのほうが良い。

 

なぜなら、皆さんは「学問を学ぶために、マーケティングをしている」訳ではなくて、「売上を上げるなど、企業の目標を達成するため」に「マーケティングを使っている」に過ぎないからです。

 

それは、先の事例でいう「言語学の事は学んでないけど、日本語は普通に喋れるし、それによって、日本での暮らしは困らない」と言っているのと、さして変わりません。

 

要は「小学生でも学べる、国語レベルがあれば十分だ」と言うことです。

 

そして、マーケティング領域にも同様に「小中学生でも理解できるレベルだけど、成果を出すためには必要十分なレベル」と言う、線引きラインは、間違いなく存在します。

▼担当者を「満たせば良い」という大きな筋違い

誤解を恐れずに言うと、私は世にある「マーケティング研修」には恐ろしいリスクが内在していると思っています。

 

それが、「新しい知識」や「高度な概念、言葉」が一定量もたらされることにより、受講した「担当者が成長した気になれる=満たされること」だと思っています。

 

これは良い事のように見えて、企業経営者から見ると疑問符が残るポイントです。

その研修による「担当者の成長が=貴社の業績改善」に直結していれば、それは問題ないでしょう。

 

しかし、時として「新しいメソッド」などは、担当者本人の「知識欲」を「満たす」事はあっても、貴社の本来の目的である「業績改善」を「果たす」とは限りません。そして残念なことに、この「不都合な真実」は、受講者はおろか、教えている本人すらも気が付いていないことが多いのです。

 

では、この筋違いに陥らないために、企業経営層は、どうするべきなのか。

 

それが、「果たす」ことに重きを置く事です。

 

たとえば、弊社では、自社が提供するメソッドで最低限保証している成果点と、最終的に果たすべきゴールを設定しています。最低限達成すべきことは「しくみをカンタンに理解頂いて、それらが回る体制が構築されること」。

 

つまり、「儲かるための仕組み」が出来る事です。そして、果たすべきゴールは「その仕組みがうまく回って、業績に寄与すること」です。

 

どちらも「果たすこと」ですね。

 

もちろん、仕組みが整っていても、結果が出るまでに時間が掛かったり、色々とやってみて問題が発生して、改善を続ける……と言うのはどの話もであることですから、お客様によって成果が出るまでの個別の差は、正直あります(まあ、それでも、弊社メソッドなら3か月以内に成果が出る確率ですら、イチローの最高打率よりも高いのですが)。

 

それでも、続けてさえいれば「数字になりました!」と言う報告は必ず頂きますし、そのメソッドが入った事で、「担当が変わっても、同じ失敗をしなくなる」など、分かりやすい成果を企業にもたらす(果たす)事は可能です。

 

そして本来、コンサルタントや顧問、講師、コーチングに求められる成果ポイントというのは、まさにココ(果たす事)のはずです。

 

もし、その設定が存在しない場合、(たとえば、現場の満足度調査などで終わる場合)、その内容は「満たす」だけに終始しており、本質(果たすこと)を指しているとは言えない事でしょう。

 

さて、それが、貴社にとって「本当に必要なことなのか?」…は、貴社でご判断ください。

私から、お伺いしたいことは、シンプルにひとつです。

 

みなさまの企業では「企業が成長するための」正しいアクションがされていますか?

 

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