オンラインで優れたコンサルティングを活用する!

2022年未来予想!『企業運営で持つべき4つの変革』

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

2022年もはじまり、コロナのオミクロン株の行く末も不透明なまま、まだ、コロナウィルスに翻弄されている感は否めません。

しかし、2022年は、もうコロナが終息するのをじっと待つのではなく、WITHコロナの中で、企業としてどのような戦略を立て、企業運営をしていくかが問われる年となり、この環境下でも伸びる企業と更に疲弊する企業に明暗が分かれる年になるでしょう。

特にサービス業はコロナの影響を大きく受けて、売上を大きく落とすばかりでなく大きな負債を抱えた企業が殆どです。

年末に人流が増えて、顧客が戻ってきた実感はあるものの、所詮、コロナ前の7割~8割程度の話し。

負債の返済も見据えると、コロナ前よりも稼がなければいけないのに、まだ、その見通しも不透明な状況は続いています。

しかし、嘆いていても始まりません。

これからコロナ後に大きく変わる時代を掴んで生き残っていかなければならないのです。

私もサービス業一筋30年を超え、これまでの時代潮流も踏まえて、これからの時代に掴んでおくべき経営の4つの変革ポイントをお伝えします。

1.投資の変革

これまでの日本は製造業が主流であり、投資といえば設備投資といった有形資産に対する投資が殆どでした。

しかし、モノが溢れているこの時代には、投資の矛先は無形資産へと移り変わります。

特に、その中でも「人」に対する投資が重要な役割を果たすことになると考えられます。

現状、日本企業の人材教育への投資額は、先進国の中では最低水準です。

この事がこの30年、他国に比べて大きく遅れをとった要因のひとつであることは間違いありません。

また、サービス業の課題として3年~5年以内の退職者が多く、中間層が育っていないというのも、その層への教育を怠ってきている事が要因でもあります。

企業としてあるべき人材像のビジョンを持ち、それに向けた教育への投資をしていくことが、これからの企業の命運を分けるといっても過言ではありません。

 

2.企業価値の変革

これまでの企業は、如何に売上、利益を上げるかが重要な経営指標でした。

しかし、これからはそれに加えて、環境への配慮、社会への貢献、企業のあり方や姿勢まで見られる時代に変わってきています。

これは顧客への向き合い方であると同時に、従業員との向き合い方にも通じます。

自社の理念や価値観、向かう方向性にどれだけ従業員が共感しているか、その理念を唱えるだけではなく体現しているかどうかで、離職率、採用、ロイヤリティ、エンゲージメント、最終的には生産性に大きな影響を及ぼします。

そして、これまでコロナで少し収まっていた採用難が、また始まっています。

欲しい人材を確保する為にも、自社の理念を明確に打ち出し、その理念を全社員が体現してこそ、真の企業価値の提供に繋がります。

 

3.組織スタイルの変革

経済成長の著しかった高度成長期は、トップダウン型のリーダーシップで組織を引っ張っていくことが成果を生む上で効果的なマネジメントでした。

しかし時代は変わり、予想不可能な、先の見えない不確実性の高い社会の中では、リーダーの独断で判断することはリスクが高く、如何にそこで働く従業員の集団知を活用して組織運営するかが重要となります。

従って、組織運営スタイルもそれに合わせた組織に変革する必要があるということになります。

・メンバー全員が意見を言いやすい環境を作る。

・メンバーの意見を吸い上げる仕組みを作る

・組織内の良好な人間関係を構築して心理的安全性の高い組織を作る。

組織はあらゆる戦略を実行する為の土台であり、こういった取り組みを経営課題として取り組んでいる企業と、そうでない企業とでは、従業員の成長度、主体性、離職率、生産性に大きな違いを生むことになります。

 

4.人による提供価値の変革

AI、ロボット、IOT等第4次産業革命と言われていたこの時代において、この一連のコロナウィルスでデジタル化は更に加速しています。

サービス業においても「非接触型」のサービスが増え、人が介在しなくても良いサービスが増え続けているのが現状です。

一方で、このコロナで、当たり前のように人に会えること、食事できることの有り難さ。

家族で旅行に行くことも「当たり前」ではなく「有り難い」ことだったという気づきがありました。

従って、これからも「人と人とが触れあって、喜びや感動を味わう」という価値は無くばかりか、より求められることが考えられます。

従って、人にしかできない「付加価値」の提供は、企業運営において重要なファクターとなるに違いありません。

逆に言えばAI、ロボット化を進めて、省人化を図るのであれば等価価値の領域で、如何に商品を安く提供することに終始せざるを得ないと考えるべきでしょう。

従って、相手を想い、相手の事を主体的に考えて、満足を超えた感動の提供を目指すホスピタリティ型のサービス提供は、「人としての喜びやしあわせを実感する機会」としてより、これからの時代の重要な役割を果たすに違いありません。

 

いかがでしたでしょうか?

コロナを経て、世の中に大きな変化が起こっているからこそ、企業運営においても、これらの事象に順応していかなければなりません。

ザ・ホスピタリティチームでは、このような企業運営の課題を解決するサポートをさせていただいておりますのでお気軽にご相談ください。

 

あなたの会社では、これからの時代に順応した企業運営ができていますか?

コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。


Warning: Undefined array key 0 in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4

Warning: Attempt to read property "term_id" on null in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/inc/inc-under-widg.php on line 4