オンラインで優れたコンサルティングを活用する!

成功を継続するための最大の秘訣「しくみと文化づくりの違い」とは?

SPECIAL

マーケティング組織づくりコンサルタント

株式会社Marketer's Brain

代表取締役 

 営業および、マーケティング領域において「商い」を、デジタル化し、クライアント企業の業績を急進させるコンサルタント。社内のデジタル化を一気に加速させ、「強いマーケティング組織をつくりだすカリスマ」と称される。クライアントは年商十億円規模から、個人コンサルタントとしては異例の一部上場企業の指導実績も多く、一兆円を超える企業まで幅広く指導。手がけた案件をことごとく成功させ、期待を遥かに超えた成果を生み出すことで絶大な評価を博す。

「リッキー先生、しくみと文化づくりの違いって何ですか? なんとなくは分かるのですが……なんかこう、いま一つハッキリしないといいますか……」

ある程度、コンサルティングが進捗している某社様での話です。自分たちが行っている仕事について、「経験、勘」で動かしてきたビジネスを「言語化」し、それを「しくみ」に落とし込み、数値に変えていく……ちょうど、その辺りのプロセスがひと段落した3か月目くらいに頂いた言葉でした。

「なるほど、しくみと文化の違いですか。確かにニュアンスが少しわかりにくいかもしれませんよね。簡単に一言でいうと、それは『時間』の概念ですね」

「時間……ですか?」

少し、キョトンとされていたので、この説明をさせて頂くことにいたしました。

▼しくみ・文化の違いとは?

そもそも、何か、ことに変化を起こすときに、この「しくみ」というのは一定の成果をもたらします。しくみを辞書で引くと「構造。機構」という言葉が出てきますが、弊社の事業である、「ビジネスの仕組みをデジタル化する」というのも、今まで「電話をかけて、アポを取って、商談に行っていました」というプロセスを「デジタルを活用して、引き合いを立てて、筋の良いものからアポを起こして~」と、その「構造」を変化させているところに、コンサルティングの本質があります。

じゃあ、「しくみ」さえあれば、上手く回るじゃないか。

と、思われそうですが、そうです。それで正解です。ただし、「その時点においては」……という条件が付きますが。

わかりやすい話でいうと、プリンタなどが良いかもしれません。

プリンタは様々な「構造」の上に成り立っている「しくみ」です。未来永劫、それが回っていれば我々は困ることがありません。買ってすぐに「これはいいものだ!」と、毎日使い続けていると、やがて、様々なことが少しずつ起こり始めます。

たとえば、用紙切れ。インク切れ、紙詰まり、ネットワークエラーなどなど……。

そういう「エラー」が発生したときに、我々はフォローアップをすることで「しくみを立て直す訳」のですが、つまり「しくみがもたらす正常稼働」は、時間の経過と共に、必ず何らかの「ひずみ」を生み出すということです。

そして、これは、何も機械だけの話ではありません。

たとえば、私の仕事(マーケティング組織構築におけるコンサルティング)で、もっとも発生する「あるある」は「人に依存すること」です。「しくみ」を教えている訳ですから、それを覚えた人間が、個人としては優秀に立ち回れるようになるわけですが、「その瞬間」の時点で、組織にどんなリスクが内在しているかというと、「その人に依存しないといけなくなっている」ということです。

仮にそのままの状態でも、短期的にはハッピーなのでしょうが、そのままでは、いずれ必ず発生するであろう異動(昇進)、休職、退職などと言った「不意のリスク」に堪えることができません。そして、その時限爆弾が発生した瞬間、その対策が出来ていない企業の、あれだけ頑強に見えた「しくみ」は、酷いときは半年も持たずに瓦解していくことになるのです。

じゃあ、どうすれば良いのか?というと、「しくみ」を持続させるためには、それらの「エラー」をフォロー対応できる体制(プリンタならマニュアルやサポートセンター/企業の場合は組織)を作らなければならないということです。

▼だから、しくみを文化にする

特定の条件で回っている「しくみ」を会社の「常識」に変えていく。

そのために最も効率のいい手段が「そもそも、組織体制がそう(対応できることが前提に)なっている」という状況=「文化」を作ることとなります。

「ローマは一日にして成らず」と言いますが、文化の構築には、どうしても時間が掛かります。

ただ、作ったタイミングだけは、その伝播が速くなる。なぜなら、社内にすでに第一人者という「サンプルケース」が存在し、しかも知識もまだ習いたてなので新鮮なんですね。これまでは「手探り」だったことが、そのキーパーソンがいるお陰で、社内で自走しながら共有されるようになり、教わった本人も「教える立場(あるいは私の教えをサポートする立場)」に立つことで、より深い知識を得ていって、「知識の習得」だった経験を「体得」というレベルまで昇華させることになるからです。

「鉄は熱いうちに打て」とも言いますが、これが、弊社が「しくみ」の提供するプログラムの中に「文化づくり」を組み込んでいる真の理由です。

良い仕組みを覚え、良いものだから、社内に広げていく。そしてそれが、組織・文化を形成し、企業の中に根付いていく……。

そういう大きなしくみだからこそ現場任せにせず「経営レベル」で推進していきたいものです。

貴社ではデジタル化の「しくみ」の先に「文化」を見据えて、取り組んでいますか?

 

コラムの更新をお知らせします!

コラムはいかがでしたか? 下記よりメールアドレスをご登録いただくと、更新時にご案内をお届けします(解除は随時可能です)。ぜひ、ご登録ください。