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従業員の働く意味、5つの時代変化とは?

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

先日、ある社長から、「今の若者は何の為に働いているのか分からない!」といった相談を受けました。

確かに、時代と共に価値観は大きく変わり、私たちの世代は、とにかく早く出世して給料を稼いで、

「いい車に乗りたい」

「いい家に住みたい」

といった欲求を満たすために、がむしゃらに働いてきました。

仕事は楽しいというよりも、辛くて苦しいからこそ、給料がをもらえるのだと思っていました。

しかし、私もホスピタリティコンサルタントとして様々な企業に伺い、様々な従業員のと交流するにつれ、今の若者を中心とした従業員は、働く意味が変わってきているように感じています。

それでは、どのように変わってきているのでしょうか?

以下にご紹介します。

1.仕事の目的

これまでは、仕事はお金を稼ぐ手段でした。

しかし、これからの従業員の価値観は、貢献で得られる喜びがベースとなっています。

それは、社会に貢献することで得られる自分の世の中からの承認であったり、自己実現のプロセスとしての仕事の位置づけとなっています。

 

2.仕事のあり方

これまでは、仕事は辛くて苦しいからこそ、給料という対価をもらえるから我慢して頑張るという価値観でした。

しかし、これからは世の中に貢献することによる「やりがい」や「喜び」が仕事のあり方として重要な価値観となってきています。

 

3.結果へのプロセス

結果へのプロセスに関しては、これまでは、戦略を立てて、施策を実行して結果を出すという考え方でした。

基本的なことは同じなのですが、これからは、その前提に目的・目標への共感が得られているかどうかによって、従業員の自発性や主体性が大きく変わります。

 

4.採用・定着

採用、定着に関しても大きく変わります。

これまでは、給与・福利厚生が企業で働く上で大きなウェイトを占めていました。

しかしこれからは、もちろん、給与・福利厚生も大切ではありますが、それと同じくらいに、その企業の持つ理念や価値観に共感を持てるかどうかが重要となります。

 

5.リーダーシップ

最後にリーダーシップに関しても、これまでは、指示、命令、管理が中心のマネジメントが求められましたが、これからは、メンバーのやりたい事や、この仕事を通じて成りたい自分に向けた、支援やサポートが重要となります。

 

いかがでしたでしょうか?

すべてがこのように変わることは無いと思いますが、少なくても私が感じている中では、確実に働く意味の時代変化が起きています。

その上で、このような企業風土・文化を醸成する上でも、経営者と従業員、上司と部下、従業員同士の良好な関係性の構築は欠かせません。

その上で、相手への尊重や承認、思いやりといったホスピタリティを企業の共通価値とする取り組みが増えています。

あなたの会社では、これからの働く意味を理解したマネジメントができていますか?

 

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