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書籍「チーズはどこに消えた?」から考える、人材育成の重要性とは?

SPECIAL

エース人材育成の仕組みづくりコンサルタント

株式会社ポールスターコミュニケーションズ

代表取締役 

人材育成コンサルタント。株式会社ポールスターコミュニケーションズ 代表取締役 
大学卒業後、立命館大学に関係する中高一貫校で社会科教諭として勤務。その後、ランドセルメーカーにて中国駐在。経営幹部として部下80名を束ね、中国国内の売上を3年間で約10倍に拡大させ黒字化させる。帰国後独立。新入・若手社員の研修を中心に全国35都道府県で1千回以上登壇、受講生は2万5千名を超え、受講者にやる気スイッチを入れる熱血講師として定評。企業規模、業種問わず100社以上の人材育成に関わり、教育制度の設計、組織改変、評価制度と研修制度の紐付けなどの人が育つ仕組みづくりに取り組む。

『チーズはどこに消えた?』(スペンサー・ジョンソン著・扶桑社)という本をご存じでしょうか。人生で求めるものにどう対応するかについて描かれた名著と呼ばれる本です。先日、機会があり読み返してみました。

 

この本は、VUCA時代を生きる私たちに、多くの気づきを与えてくれる物語だと思います。チーズを探し続けるネズミと、人間の登場人物が出てきます。彼らがそれぞれの考え方や行動によって、変化に立ち向かう姿を描いています。チーズは「成功」や「安心」「仕事の成果」を象徴しており、それが突然消えたとき、どう行動するかが試されるのです。

 

私たちの仕事の環境も、まさにこの物語のように、常に変化しています。これまでのやり方が通用しないこともあります。そんなときに必要なのは、変化を恐れず、新しい一歩を踏み出す勇気です。そして、そのためには「人を育てること」が何より大切です。知識やスキルを教えるだけでなく、変化を前向きに捉え、自ら学び、挑戦する姿勢を育むことが、組織の未来を支えます。

 

組織の成長は、人の成長なくしてあり得ません。一人ひとりが変化をチャンスと捉え、自分の可能性を広げていくことで、新しいチーズ=成果や喜びを見つけ出すことができます。この本は、その気づきを与えてくれる一冊です。まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってみてください。90ページ程度のあっという間に読めてしまう作品です。ご自身の「変化への向き合い方」を見つめ直すきっかけになると思います。

 

株式会社ポールスターコミュニケーションズ                      人材育成の仕組みづくりコンサルタント  北 宏志(きたこうじ)

 

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