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第544号 ずる賢い社員やスタッフがいなくなった企業がやった事とは

SPECIAL

多店舗型ビジネス企業のマネジメントの仕組み構築コンサルタント

株式会社ピアーズ

代表取締役 

マネジメントの仕組み構築のスペシャリスト。
これまで20年以上チェーン事業に身を置き、実際に15の組織のリーダーを務め、200以上の経営に関わり売上、利益を上げてきた経験を持つ。チェーン事業の売上が兆単位の企業や創業40年以上の歴史を持つ企業にさえマネジメント面の仕組みが1つも存在していない事に疑問を持ったことから、チェーン事業に共通するマネジメント面の仕組み構築方法を体系化。その効果は大きく、マネジメントの半ば自動化と質の向上により、クライアント企業は利益2~3倍増、業種によっては仕組み実装の初月から数値を跳ね上げさせる指導を展開している。

第544号 ずる賢い社員やスタッフがいなくなった企業がやった事とは

 「伊東さん、社長は誠実じゃない方がいいということですか。」

ある社長がおっしゃいました。

 

以前私がお話した

 『誠実な社長ほど、不誠実な社員、スタッフ達が集まる』

についての質問でした。

 

私の返答は

 「違います。」

 

ではどういうことかと言いますと、ただ単に

 「誠実な社長であってはならない」

という意味ではなく

 「不誠実な人を許さない、誠実な社長であるべき」

ということです。

これは似ているようで違います。

 

もし社長が単に誠実なだけだと、会社のマネジメントの仕組みを整えていく上で

 「まさかこんな社員やスタッフは現れないだろう」

という前提のもとで仕組みが構築され、実装されます。

 

これはとても危険です。

 

たとえばPCのワクチンソフトだったとしたらいかがでしょうか。

 

 「まさかこんな攻撃は受けないだろう」

という前提のもとでソフトが作られていますと、インストールしてそう時間が経過しないうちに、ハッキングを受けてしまいます。

 

同じように社内には

 「どうせ社長にバレることはない」

 「不正を続けよう」

とする人がすでに存在していたり、その後に現れてしまうと会社が正常に機能しなくなってしまいます。

 

そんな状態では

 ・いくら頑張ってくれている社員がいたとしても

 ・いくら人の倍以上に動き回って仕事をしてくれるスタッフがいたとしても

その努力に甘んじ、陰に隠れては社長の見えないところで手を抜き、不正を繰り返す人によって会社全体の力が出せなくなってしまいます。

 

また特に重要な、頑張ってくれた社員やスタッフのモチベーションはどうなることでしょうか。

 

 

社長がこれから会社をどうしていくべきか。

 

気をつけなければならないことは、

 ・どのようにしたら全員がフルパワーを発揮し続けてくれるのか。

 ・どうしたらずる賢い社員やスタッフがいなくなるのか。

です。

 

 

ある社長はおっしゃいました。

 「私はいくら働いても周りが楽するばかりの会社にはしたくない」

 「頑張った本人がそれに見合った報酬をもらえないという苦しみを経験してきましたから」

だから

 「誰かが頑張ると周りも影響され、次々に努力家が増えていく」

 「頑張れば頑張るほど見合った報酬が得られる」

そんな会社にしなければならないんです。

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