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知見を活かす企業と活かせない企業のある共通点とは?

SPECIAL

商品開発コンサルタント

株式会社シンプルテックプラン

代表取締役 

商品開発コンサルタント。特に開発部門を持たずに売れる商品開発を実現する、独自の「デベロップレス」体制づくりに定評。いま全国の中小メーカー企業の業績躍進の新手法として、多くの企業から指導依頼が集まる注目のコンサルタント。

コンサルタントとして、経営者の方に知見を提供していて、知見を直ぐに行動に活かせる方と、なかなか活かせない方に出会います。全く同じ知見を同じ業界の方に話しているにも関わらず、残念ながらこのようなことが起こります。

そして、この活かせない方が語る、ある共通の言葉があります。

それは、、、「うちの会社には、あてはまらない」「うちの会社は特別だから・・・」というものです。

個別具体的なやり方や、業界特有の知見ならば話は別ですが、広く共通する本質に関する知見を示しながら、「~だから、こういう風に行動した方が良いですよ」という話をしても、「うちの会社は特別だから・・・」という反応が返ってきてしまいます。

私から見て、かなり特別な企業の方が、「なるほど、早速試してみます」と言ってくれるような知見であっても、逆に十分に当てはまる企業の方が、「うちは特別だから・・・」という反応をされるのです。

いったいなぜでしょうか?

この問題の本質です。

両者の違い。それは、「活かしたい」「やりたい」「行動したい」と真に思っているかどうかです。

表向きは、「やりたい」と言っていても、心の底では、「やりたくない」「苦労したくない」「リスクを取りたくない」「難しそう」と思っていると、無意識に「できない理由」を探し、やらない自分を正当化する自己防衛反応が出てきてしまいます。
その典型例が、「うちの会社は特別だから・・・」というものです。

これが、真にやりたいと思っていると、相当に特別な企業であっても、何か取り入れて実行に移せるものは無いか、参考にしてやれることは無いか、を探し行動に移します。
こういう方は、「できない理由」を探す暇も無ければ、探す動機もありません。ひたすら「できることはないか」を探し実行されます。

これが、知見を活かす方と活かせない方の本質的な違いです。

したがって、対象が社員の方であれば、活かせない人を活かせるようにするためには、経営者からの「動機付け」が有効になります。知見の提供より前に、「やりたい」と思わせる動機付けを行うことになります。
ところが、経営者には、動機付けをしてくれる人は居ません。経営者は、自分で自分を動機付ける以外に方法がありません。いわゆる「自燃」です。ここが難しい点であり、創業社長と2代目以降との差が最も出る部分ですが、会社を伸ばしていくためには、必ず必要になります。

さて、今回の話、あなたは、どう活かしますか?
自分には、当てはまらない、でしょうか?

 

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