社長さん、コストより、経過時間にこそ着目してください。

  コンサルティングビジネス専門 五藤万晶 SPECIAL
五藤万晶 SPECIAL

コンサルティングビジネス専門コンサルティング

株式会社日本コンサルティング推進機構 代表理事 五藤万晶

日本で唯一のコンサルティング業専門のコンサルタント。法人対象の実務コンサルティング指導ができる実力者を、これまでに100人以上輩出。またコンサルティング会社、コンサルティング事業部からの依頼も絶えない「コンサルビジネス」の第一人者。


「そのコンサルタントに頼むと、おいくらくらい費用はかかるんですか?」──  経営者の方とコンサルティングについてお話をしていると、ほとんどのケースで聞かれるのがこのフレーズです。

もちろん、ビジネスですから「いくら掛かるのか?」ということは気になって当たり前です。逆に、一切気にしない…という経営者もどうかしている? と思ってしまいますが、問題は、この「いくら掛かるのか?」の質問が、たいていの場合、確認的な意味では決してない…という点です。

例えば、200万円とか、350万円…といったコンサルティング料金が提示された時、「えっ! 高いね~」と思わず口にされる方が結構います。口にださなくても、表情を見ていればスグに分かります。一瞬で顔色が変わるからです。

コンサルティングというものに対して、どういう風に捉えられているのか…ということがよく分かる瞬間でもあるのですが、例えば「社内の教育の仕組みづくり」のコンサルティングに、400万円かかるとしたとき、これをどう考えるのか…ということです。

当然ながら、高いか安いかは、あくまでも依頼する経営者が判断すればいいことです。しかし、どう捉えるべきものなのか…ということは、ぜひ、経営者であれば一度は真剣に考えておいて欲しいのです。

会社の中に、仕組みというものがしっかりできていないとき、そこには、暗黙知でこういう感じでやっていく…ということが大半になって、ことが進んでいきます。つまり、経営者が直接教えている範囲の小さな会社であればともかく、その目が行き届かなくなってくる20人以上くらいから、急速に「社員が社員を見る」状態が起きることになります。

組織ですから当然とも言えますが、もしこの社員が社員を見る体制において、一人一人の考えややり方が違っていたり、基準と言うものが曖昧になっていたらどうなるのか…ということです。

怖いのは、こうしたことを「なあなあ」でやっていると、そのうち、「仕事というのは、自分で覚えるものだ!」的な、ことが高圧的に行われるようになったりします。しかし本当は「教える能力がない、または基準も仕組みもない」というのが現実だったりします。

一度この状態に陥ってしまうと、言葉は大変悪いですが、出来の悪いのが出来の悪いのをドンドン生産する…という信じがたい悪循環が起き始めます。果物が、ひとつカビると、隣のにドンドンうつってあっという間にカビだらけになる…というのと一緒です。

企業は、「仕組み」の競争と言っても過言ではありません。強い仕組み、すぐれた仕組みをどれだけ早く手にできるか…で、ビジネスは劇的に変わってきますが、この時間軸に対して、優れた企業ほど速いのは、まさに優秀性の現れとも言えることでしょう。

当然ながら、すぐれた仕組みがあれば、他社が10人でやっているところを3人で軽々と行えたり、ど根性話で売上をあげているところを、新入社員でも簡単に同じように売れるようになったり…という、とんでもない差になったりします。

あなたの会社では、仕組みづくりにどれだけ知恵と投資を行っていますか? 経過時間は驚くほどの差を生み出しています。

 


【専門コラム】社長のための、コンサルティング活用の視点
五藤万晶

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株式会社日本コンサルティング推進機構代表理事

五藤万晶

執筆者のWebサイトはこちら http://www.drgc.jp

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