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●●できない二代目社長の特徴

SPECIAL

ダイヤモンド財務コンサルタント

ユメリアコンサルティング株式会社

代表取締役 

次世代経営者専門の財務コンサルティング機関。同族会社のオーナー社長・二代目社長に対して、経営基盤を頑強なものにする、「ダイヤモンド財務」の築き方を指導。

当社は、同族会社と社長の財産管理(お金が残る仕組みづくり)実務の専門機関なので、実に、様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。その中でも、2代目社長や3代目社長さんなどのいわゆる後継社長さんからのご相談が数多く寄せられます。創業30年、50年、100年…と聞くといわゆる「老舗企業」をイメージしますが、内情はたいへん…という会社さんが意外と多いものです。 

かくいう私自身も、日本有数の老舗企業が、いわゆるユデガエル状態になっていく姿を、何度となく、目のあたりにしてきました。 

人間の体に限らず、企業経営においても同様で、早期発見・早期治療をしていれば、事態が悪化する前に完治できるケースが多いものです。むしろ本当の問題は、「社長自身がその事実に気付けるかどうか」にかかっているのです。 

会社経営においても、自社の状況をタイムリーに正しく把握できている社長と、そうでない社長の間には、経営判断の「スピード感」と「正確性」に天と地ほどの差が出てきます。具体的にいうと、正しい経営判断をタイムリーに下せる社長というのは、自社の経営状態を数字で正しく認識するとともに、その善後策について、正しい数字情報をタイムリーに抑えて、経営のPDCAサイクルの回転を速めていくことが上手です。 

決断できない社長は、自分の会社の「数字」を見ないで経営をします。その結果、限りある貴重な「時間」と「お金」を無意識のうちに、ただただ浪費してしまうことになります。会社によっては、数千万円単位だったり、ひどい場合には、億単位だったりします。しかし、それにも関わらず、多くの場合は、その事実にさえ気が付いていません。 

あくまでも、社長自身が自らの意思で失敗しない経営判断を下すためには、「正しい経営判断を下す社長専用のモノサシ」が絶対的に不可欠です。決断できない社長の多くは、この「正しい経営判断を下す社長専用のモノサシ」がない、あるいは、その必要性を知らないのです。経営判断を下すための基軸になるものがないから、なかなか決められず、最悪の場合は、間違った経営判断を周囲の言葉に流されて下してしまうことだってあるのです。 

特に、歴史のある老舗企業の後継社長こそ、自分の目で、自社の状況を正しく把握できるようにしておかなければ、周囲の雑音に惑わされて、自社が置かれている客観的な状況を見失ってしまいます。 

さらに、多くの場合、これらの雑音は、人間本来が持っている現状維持思考だったり、自分自身の利権を守るための「もしもの時に責任を問われたくない」「とりあえず向う数年自分さえよければ」という都合のいい話に流されてしまうものなのです。 

あなたは、社長として、会社の未来をつくれていますか?

ダイヤモンド財務®コンサルタント
 舘野 愛

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