最大の武器「財務思考」を身につけた後継社長の強み

当社は、同族会社と社長の財産管理実務の専門機関で、様々な会社経営にまつわるお金の相談ごとが寄せられます。特に、当社は「同族会社専門」ということもあり、2代目・代目社長さんといった後継社長さんのご支援を数多く行っております。 

財務（お金）というツールは、とても強力です。正しい使い方を知っていれば、事業を自由自在に操れる最大の武器になります。正しい使い方を知らなければ、とんでもない事態となるのも事実です。 

「利益」や「お金」、これらは、企業経営において、世の中に必要な商品・サービスを「価値」として提供した結果としての対価です。そして、社長の仕事は、会社経営を通じて周囲の人々を幸せにすることです。 

どんな事業領域・分野でも、その道のプロフェッショナルとして常に最高の商品やサービスを提供する覚悟がなければ、その商品・サービスは世の中に送り出してはならないのです。 

「お金」は、会社経営における事業永続のキーポイントです。お金が尽きると、会社は潰れます。しっかりお金が残る仕組みを持つことが、あらゆる経営課題解決の第一歩となります。そのために、社長は、早い段階から「お金」と正しく向き合う努力が必要なのです。 

財務（お金）の悩みは、風邪のように放っておいたら治るかも…といった一過性のものではないということです。むしろ、悪性腫瘍のように、放っておくほど重症化していってしまいます。まずは社長自身がその事実に気付けるか。 それが大切です。

強く永く続く会社づくりを実現している社長は、「財務思考」を兼ね備えています。社長自身が意図して「財務思考」を身につければ、自社が抱える経営課題の本質を見抜く力が宿り、「何が問題なのか？」「どうして問題なのか？」「これからどうしていくのが良いのか？」という経営判断に必要な情報を瞬間的に理解できるようになるのです。 

ここでの「財務思考」とは、「会社と社長にお金を残す」ための考え方で、お金を「増やす」「守る」「引き出す」思考のことです。

ご相談に来られる社長さんからは、「こんなに早く解決するんだったら、もっと早く相談していればよかった…」というお声をお寄せいただきます。「財務思考」のある社長、ない社長とでは、それほどまでに「見える世界」が大きく異なってくるのです。 

社長の仕事は、強く永く続く会社づくりをすることです。 

あなたは、社長として、会社の未来をつくれていますか？ 

ダイヤモンド財務®コンサルタント
　舘野　愛

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