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発想力やアイデア力に高いも低いも無い、力の差はその後に現れる

SPECIAL

商品開発コンサルタント

株式会社シンプルテックプラン

代表取締役 

商品開発コンサルタント。特に開発部門を持たずに売れる商品開発を実現する、独自の「デベロップレス」体制づくりに定評。いま全国の中小メーカー企業の業績躍進の新手法として、多くの企業から指導依頼が集まる注目のコンサルタント。

「先生、良いことを思いつきました。ちょっと聞いてくれませんか?」
ある社長から相談を受けました。内容をお聞きすると、なるほど面白そうです。

「上手くいくと思いますか?」
上手くいくという太鼓判を押してほしい、社長からは、そういった期待が感じられます。

素晴らしいアイデアを思い付いた。
専門家に聞いて欲しい。
そして、太鼓判を押してほしい。
背中を押してほしい。

気持ちはとてもよく分かるのですが・・・アイデアに良いも悪いも無い、というのが回答になります。

誤解しないで頂きたいのですが、アイデアに意味が無いと言いたいのではありません。アイデアは大切です。ものごとを進める貴重なネタ、タネ(種)になります。アイデアが無ければ、何も始まりません。そういった意味で、アイデアが出ること自体が素晴らしいことであり、尊重すべきことです。

しかし、アイデアは、あくまでネタであり、種です。それだけで上手くいくことはありません。また、人が思いつくアイデアそのものに、そんなに大きな差は無く、そこに成否のカギはありません。そうでは無く、そのままではものにならないレベルのアイデアを、いかにものになるレベルまで引き上げるか?ここに成否がかかっています。アイデアという種に水をやり肥料を入れて、大きく育てる必要があるのです。

そして、これが難しいのです。実をつけて収穫できるようになるまで、アイデアという種を育てること、これは、アイデアを思いつくことよりも何倍も難しく、そう簡単にできることではありません。そのため、多くの企業で、どんなに多くのアイデアが出ていても、結局、実を結ばないという結果になるのです。

アイデアをものにするには、まず、実を結ぶまでアイデアを育てる覚悟が必要なのです。はっきり申し上げて、背中を押されないとやらないようでは、とても実を結ぶまでたどり着くことはできません。むしろ、周囲から反対されても、何としてでもものにする、何としてでも実らせて見せる、という覚悟が必要になります。

世の画期的な開発のほとんどは、少なくとも最初は周囲から激しく反対されたり、批判されています。アイデアが画期的であれば画期的であるほど、周囲は理解できないため、ある意味当然のことです。そういった反対を押し切ってでもやるエネルギーが、アイデアをものにするために必要なのです。

こう言うと、やる気さえあれば・・・と聞こえるかもしれません。しかし、これは、第一条件に過ぎません。やる気さえあればアイデアをものにできるというほど現実は甘くはありません。

アイデアをものにするには、乗り越えなければならないポイントが数多くあります。それら一つ一つをきちんと段階を踏んで、アイデアをレベルUPさせ、ものになるレベルまで引き上げること、これが欠かせません。

御社には、アイデアを引き上げる仕組みがありますか?
社内に、貴重なネタを眠らせてはいませんか?

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