経営の閉塞感を打破する方法

現在ウチの社員はみな閉塞感に包まれています。打開策を探していますが…何か良い手だてはないでしょうか? とある企業の会長さんからのご相談です。閉塞感を打破するのは、決してカンタンではなりません。ましては、百戦錬磨の会長さんです。しかし、渦中にいる時は見えるものが...

現在ウチの社員はみな閉塞感に包まれています。打開策を探していますが…何か良い手だてはないでしょうか? とある企業の会長さんからのご相談です。閉塞感を打破するのは、決してカンタンではなりません。ましては、百戦錬磨の会長さんです。しかし、渦中にいる時は見えるものが...

「俺は試算表なんて見てないよ」飲食店を経営されているA社長を訪問した時のことです。顧問税理士から送られてくる月次の試算表はほぼ1ヵ月前の数字。このため、実際の経営には役立たないという主旨の発言をAさんはされていました。では、Aさんは何をベースに経営をされているのでしょうか...

「ソノダさん、私の部下のA君は、チームメンバーの仕事もフォローできるようになりました。もう少し専門能力を高める必要がありますが、将来は専門職としてではなく、A君のマネジメント職としての素質を伸ばしてあげようと思っています。」ー社員100名ほどの顧問先で、導入予定の人事評価...

「自社の特徴をもっと出すべきと考えるのですが、どうも上手くいかなくて」あるチェーンの経営者からの相談です。------今、仮にどこにも負けない特徴があったら、どれぐらい利益は上がりますか?とお聞きすると、「やってみないことには・・・」と歯切れがよろしくありません。売上を上...

今日は、弊社専門工事の業界団体の忘年会でした。今年初めての忘年会だったのですが、さすがにまだ年の瀬を感じることなく、話題は日々の仕事の話になりました。自分の同じ年の社長、先輩社長、自分より若い社長と、それぞれ活動地域が違いますので、あまり地元の業界団体では話さない話題で盛...

己の評判を過剰に意識するとかく人は誰しも己の評判が気になるものです。後継者もご多分に漏れず自分の評判が気になります。社内の評判、取引先の評判そして世間の評判がとても気になります。自分がどのように人々から評価されているのかが大変気になります。論語の一節、「己を知る莫(な)き...

「ソノダさん、”目指す現場像” ですか? ”ちゃんと仕事をしてくれる現場”ですかね・・・正直、あまり深く考えたことがないんですよね・・・」ー組織マネジメントの改善に着手する際、顧問先の社長に「目指す現場像は?」と尋ねると、ほとんどの社長がこのように答えます。たとえ表現でき...

「作業効率をもっとよくしたいので、好調な店のやり方をマニュアル化し店長教育をやっていただきたいのです」あるチェーンの経営者の声です。------今、好調な店のやり方を誰かに作業を文章化してもらい、全店でやったらどれぐらい利益は上がりますか?とお聞きすると、「とにかくやって...

雨が降ると、普段気にならない屋根の不具合や、雨漏りの修理依頼の電話が鳴りだします。弊社は屋根工事の会社ですから、当たり前といえばそれまでですが、ではなぜ電話が鳴るのでしょうか?お客様から見て弊社が屋根の専門業者と見えているから電話が鳴るのです。あなたの会社は必要な時に呼ん...

拙速の戒め後継者が父親の後を継いで経営者になったとき、最も気をつけねばならないことからお話しします。このことが最も重要であると同時に最も多く現実に起こっていることで、現にたくさんの「お家騒動」といわれる企業不祥事の直接的な原因にもなっています。後継者が新たに経営者となった...