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価値ホスピタリティ『共創価値で収益を上げる!』

SPECIAL

ホスピタリティビジネスコンサルタント

ザ・ホスピタリティチーム株式会社

代表取締役 

「お金になるホスピタリティビジネス」構築の専門コンサルタント。ホテルやウェディングビジネスのみならず、異業種のホスピタリティを軸とした新ビジネス立ち上げも指導。

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ホスピタリティは『おもてなし』といった、単なる接客マインドや接客手法ではなく、戦略的にマネジメントに生かすことで収益を最大化する威力を持っています。

この、ホスピタリティで新しい価値を生み出し収益を最大化することを「価値ホスピタリティ」と言います。

この価値ホスピタリティのひとつに『共創価値』といものがあります。

先日も、羽毛の産地問題で競合との価格競争のあげく、産地を偽装して、コストを下げ、粗悪な商品を販売するということがありました。

競争による『相対価値』の追求は、相手が価格を下げれば、自分達も下げるといった、お客様を向かずに競合対策に翻弄してしまいます。

これからの時代は、競争による相対価値ではなく、企業のあり方を追求して、世の為、人の為に尽くし、その対価として収益を得る『絶対価値』の追求が顧客の信頼を勝ち取る上で求められます。

その上で『共創価値』の追求は大きな役割を果たします。

共創価値とは、今ある商品・サービスの提供に留まらず、異業種や取引先、お客様との共創により新たな価値を生み出し、収益に結び付ける価値訴求です。

最近ですと、家電量販店のビックカメラとユニクロが組んで『ビックロ』という新しい生活提案の店舗を出店したり、TSUTAYAとスターバックスコーヒーが組んで、滞在型の書籍店舗も全国で広がりを見せています。

これらは、それぞれの企業の事業性や強みを生かした『共創』により、新たな価値が創造された事例です。

このことにより、お互いの顧客層のシェアを可能にしたり、新たなターゲット顧客へのアプローチもでき、今までにない収益を生み出すことを可能とします。

身近な例でいえば、ウェディング事業は、1組のカップルに対して、料理はシェフが、会場の装花はフラワーデザイナーが、衣裳はドレスショップが担当をして、ひとつの結婚式という商品に対して、自社だけではなく、各取引業者が共創して商品を提供しています。

従って、自社だけでは限界があることも、それらのパートナーとの共創に磨きをかけることにより、収益を上げるチャンスも広がります。

実際、あるウェディングの企業では、それまでは顧客の受注後の商品提供しか関わっていなかった取引業者に対して、新規受注時のイベントに巻き込み、取引業者も参加型の受注イベントを共創して開催したところ、大きく受注数を上げたとという事例もありました。

成熟した社会の中で、自社における現状の事業の枠組み内では、差別化や突破口が見い出せない中で、共創による新しい価値の創造は、これからの時代を勝ち残る上で、重要な要素となり得るでしょう。

自社は今のままでいきますか?

それとも、

新しい価値追求にチャレンジしますか?

 

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