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年商10億に必要な条件を満たすことが先

SPECIAL

年商10億事業構築コンサルタント

株式会社ワイズサービス・コンサルティング

代表取締役 

指導暦18年、これまでに200社以上の実務コンサルティング実績を持つ経営コンサルタント。「10億円事業構築」に強みを持ち、直近5年では、導入後数年で年商数億が10億越えをした企業は20社以上と驚くべき成果を出している。

矢田祐二3

システム開発業F社長の年齢は30代前半、創業当初にホームページからお問合せを頂き、相談に来られました。

私は、その時のF社長の言葉を強烈に覚えています。
「最速で年商10億まで行きたいので、年商10億の条件を教えてください」と。

私は、この言葉をお聞きして、「この方も、解った方だなあ」という感想を持ちました。


 

年商10億に行くと決めたのであれば、絶対に外せない考え方があります。それは、『早く年商10億事業の条件を満たすことが今の目標』というものです。

これは、私が何度もこのコラムやセミナーで、繰り返し強調をしてきたことであります。その規模に合った経営がある、と。

これは、次のような意味になります。

年商2、3億の事業は、年商2、3億にふさわしいコトをやっており、年商10億の事業では、年商10億にふさわしいコトをやっています。だから、その規模で安定をします、だから、その規模で停滞もします。

ですから、年商10億を目指すのであれば、年商10億の条件に必要な要素を知り、自社に足りないモノを分析し、それを目標として構築を進めるのです。

例えて言えば、マラソンをする人が、目標タイムを持ち、それに向けてトレーニングをするのと同じです。今の自分のフルマラソンのタイムが4時間であり、3時間を目指すのであれば、その3時間のために何が必要なのかを調べます。そのために、本を読んだり、3時間を切っている人のフォームや練習内容を研究したりします。

そして、自分に欠けているものを明確にし、それを満たすためにトレーニングを積み上げます。それにより、初めて目標は達成する可能性を持つのです。
その目標が高いものであるほど、この考え方が必要になります。


 

システム開発業の会社は、創業1年目に年商1億3千万、2年目3億7千万、3年目8億2千万というスピードで成長をしています。F社長のように、創業し急成長をする社長は、この考えを持って事業を始めます。また、世の創業して数年で上場までする社長も、このことを当然のこととして考えています。

彼らには、最初から年商数億の事業には興味を示していません、年商10億以上に育つ事業を築いていきます。それは、選ぶ市場の大きさやその客単価、集客の仕組みなど、すべてが年商10億を前提で構築をします。年商10億以上やっている会社の事業には、明らかな共通点があります。それを知り、それを満たすために、社長としての日々のすべてを注ぎます。

F社長は、年商10億事業に必要な条件を最速で満たすために、すべてを投入しました。コンサルティングでは、年商10億事業の条件をステップを踏んで構築するために、毎回その説明と課題を出させていただきます。

F社長は、その構築のために持てる時間のほとんどを費やしました。私が訪問する当日の朝にその完成したものがメールで送られてきます、時間は午前2時前後が多くありました。そして、わずか8か月ほどでコンサルティングの過程をすべて終了しました。

最初から年商10億に行くという社長の意思があるからこそ、これだけのスピードを持って成長することができました。


 

そして、最初から自分抜きの事業構築をします。集客から企画、製造、納品という一連の事業の流れの中に、最初から自分はいません。たとえ自分がその業務に長けているとしても、その力は事業機会の発見と仕組みの構築に向けるだけで、決して自分が事業の仕組みに入ることは考えません。

F社長がよく口にする言葉があります。「システムの分野では、彼ら(社員)にはかないません。彼らが活躍できるように、仕組みをつくるのが僕の役目ですから」そして、「大儲けするためにも、自分が外に出なければ」と。

フルマラソンで、3時間を目指してトレーニングをするのか、今のトレーニングを繰り返して『行ければ』行くのか、年商10億に行くか行かないかは、この視点の違いです。年商10億以上の社長にも、共通した考え方があります。

年商10億に必要な条件を満たすことが先

 

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