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「考える経営」について考える―『考える経営者』が時代を作る―  

  地方メディアの高度有効活用 海江田 博士 SPECIAL
海江田 博士 SPECIAL

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション 代表取締役 海江田 博士

広告分野における地方メディアの高度有効活用を専門とするコンサルタント。東京在住中のマーケティングビジネス経営の経験と地方企業への経営革新支援ノウハウの融合させた、独自の「儲かるための広告戦略」を開発。自らも成功実践事例として、地方メディアを舞台に展開。

当コンサルタント開催セミナーがあります。

私の提言する「有形無形の企業資産を棚卸して、それを様々な手段で情報発信して行こう。」という販売促進の手法は、前提として「経営者に考えていただく」というステップを踏むことになります。

「考える」と言っても、通り一遍で済むものではなくて、自社について深く考察してもらう、というものです。この考える経営というのは現代において極めて重要な切り口で、ここのところが企業の行く末を決定するといっても過言ではありません。

こういうことを言え

「今までだってちゃんと『考える経営』はやってきている。そんなことは当たり前だ!」

と怒りだす経営者の方もいらっしゃるかも知れませんが、私の感想はまた別です。

その証明の一つとして、いまだに

「先生、世間では、景気の方はどうだろうね。うちあたりはまだまだなんだが・・・」

といったご挨拶を受けることがしばしばだからです。こんなたわごとを言っているうちは、経営が上向くことはまずあり得ません。ただの挨拶なんだから目くじらを立てることもあるまいに、というご意見もあると思いますが、私としては、そのただの挨拶の選択肢からも消し去って欲しい文言であります。

景気がいい、悪いと言っていたのは、景気が循環型の経済社会だった時代の話です。循環型ですから、ある一定の周期で良くなったり悪くなったりしていた訳です。

ただしこれは、「景気」という文言が指す経済状況が、全体として高いレベルにあった時代のことになります。その高止まりの中で多少良いときもあれば悪いときもあるといった時代の話なのです。そんなのどかな時代はとっくに終わりを告げました。景気云々などと寝ぼけたことを考えていたのでは、とても現代の経営は乗り切れません。

それでは現代経営においては、何を指標に置けばいいのでしょうか。景気云々というのはあくまでも他者志向の考え方です。周りの状況によって、自らも良くなったり悪くなったりすることになります。これでは、まるで主体性というものがありません。

私は現代経営のバロメーターは「考える経営」か「考えない経営」かだと判断しています。

「考える経営者」の中に成功を掴む者が現れ、「考えない経営者」は総じて下流に流されるだけだと思っているのです。

それでは、経営者は何を考えればいいのか?・・・・この答えはもちろん「オールラウンドに考える」です。

経営者は、経営に関するすべての面を考えなければなりません。但し、現代経営は昔に比べて複雑です。考えなければならない課題は山積みと言っていいでしょう。

その多くの課題について、現代の経営者は「役割分担」という横糸と「優先順位」という縦糸を組み合わせる必要があると思います。

まず、山積みのすべての課題を、経営者一人で解決していくのは不可能なことです。経営者の大事な役割は組織の中にそれぞれの専任担当者を作っていくことで彼ら(あるいは彼女ら)に権限を委譲していくことだろうと思います。これが組織を横断する横糸です。

次に、縦糸は多くの課題に優先順位をつけていくということです。

優先順位の付け方はこれもまた二通りあって、一つは「重要度」の優先順位、もう一つは「時間軸」の優先順位です。

これには当然、時間軸に従って順番をつけていく必要があります。それは次のようになります。

緊急性があって重要度の高いもの、緊急性があるけど重要度の低いもの、緊急性はないが重要度の高いもの、緊急性がなくて重要度も低いもの、と順番に手をつけてく必要があるのです。これが経営者が意識すべき縦糸です。

経営を考えるとき、これらの横糸と縦糸を組み合わせることで、組織の運営を行なっていくのです。

さて、ここまで、主に組織内部の運営に関して縦横(たてよこ)の組み合わせということで説明しましたが、経営にはもっと大きな縦横(たてよこ)の組み合わせがあります。

それは、自らの事業を時系列的に俯瞰して見る縦軸と、ビジネス社会の中で置かれているポジションで見る横軸とになります。

縦軸としての時系列というのは、自社の歴史ということになります。我が社は如何なる変遷を経て現在に至っているのか、その歴史の過程で必然的に自社に形成されていった有形無形の資産にはどういったものがあるのか、こういった大きな流れを俯瞰して見ることで自社が育んできた「のれん」や独自性を理解することができます。これを縦軸とします。

一方、現在我が社が置かれているポジションというのは、顧客などのマーケットや競合他社、その他の利害関係者などを含むビジネス社会全体の中でどういった位置を占めるのか、を俯瞰することで掴むことができます。

また、これからそのポジションはどう変化して行くのかという視点も大切で、これも我が社を俯瞰して見ることからしか掴むことはできません。これを横軸と考えるのです。

これらの縦横を組み合わせてみることで、我が社の現在のポジションとこれから行くべき道筋が見えてくるのです。

いかがでしょうか。これからの経営が、いかに考えていかなければならないか、多少なりともご理解いただけたと思います。

私の実施するコンサルティングは、こういったことを考えていただく、或いは考える癖をつけていただくというものです。もちろん、どんなことをどんな風に考えていくのか、の道筋についてはコンサルティングのプログラムは準備されていますが、基本的には自ら徹底的に考えていただくことを前提としています。

それは、タイトルにもありますように、そもそも現代経営は「考え」なければなにも始まらないからです。

ハウトゥ的なコンサルティングとはかなり趣(おもむき)を異にしていますが、これがやがてあなたの経営を上向かせる基礎になると確信しています。

一緒に『考える経営』にチャレンジしてみませんか。

 

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企業の盛衰を決める社長のためのメディア戦略
海江田 博士

地方メディアの高度有効活用コンサルタント

株式会社メディアコネクション代表取締役

海江田 博士

執筆者のWebサイトはこちら http://mc-kaieda.com/

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