技術開発の方向性を決めるための特許分析 | 日本コンサルティング推進機構

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技術開発の方向性を決めるための特許分析

SPECIAL

知財・ライセンスの収益化コンサルタント

株式会社 IPMaaCurie(アイピーマーキュリー)

代表取締役 

知的財産、マーケティング、マネジメント…を融合し、ライセンスによる収益を恒常的に得る仕組を創るコンサルタント。「見えない有益資産」である知的財産を見える化し、将来、億単位の収益向上に繋がる新たな収益力を引き出す独自の仕組みづくりに定評がある。

「後藤さん、この技術についてはまだ改良の余地があります。それとともに、新たな用途の探索もできるかなと考えています。」

これは、ある会社に訪問し特許分析の打ち合わせをさせていただいた際に、その会社の担当役員様がおっしゃったことを要約したものです。

対象とする技術はすでに応用例として製品化もされており、実績もあるのですがさらに技術開発を進めることで他の用途への展開も考えられ得る技術でした。
 実際に製品サンプルも拝見し、私なりにイメージもさせていただきました。

特許分析は、技術開発の方向性を探るべく他社の特許ポートフォリオを見える化する場合が多々あります。その中で、「有用でニーズがあるが技術開発が進んでいない領域」を発見できれば、そこに投資していち早く開発をして市場投入し、先行利益を得ることが可能になります。

例えば、MR(複合現実)に関する技術は日進月歩で進んでいますが、高齢者等へのリハビリに特化したMR技術はまだほとんど手掛けられていないことがわかれば、高齢化社会が一層進む中でMRを活用したリハビリシステムを開発し提供できればいいかもしれません。

単に、技術開発が行われていない領域を見つけるだけでは片手落ちです。
 ニーズがないからどこも開発を行っていない場合もあるからです。例えば、家庭用マホービンの保温性能は、保温性能を維持するために必要な真空度は決まっており、いたずらに超高真空を狙うことは技術開発する意味がないということになります。

このように、特許分析で他社動向を知り、自社の技術開発の方向性を「ニーズを超える」形で見出すことが重要です。

特許分析とマーケット情報の有効な組み合わせをすることも念頭においてください。

 

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