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出前・宅配で成功する要因とは?

SPECIAL

出前・宅配コンサルタント

有限会社マクウェル

代表 

指導歴12年。これまでに118店舗で実績を上げてきた辣腕コンサルタント。各会社、店舗の状況にあわせ、確実に収益の上がるオリジナルの出前・宅配ビジネスづくりを指導。

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 出前宅配が軌道に乗って、店売上を超えてしまっている会社がある一方で、
出前宅配が伸びない店や会社もあります。

違いが出る要因は様々ありますが、成功している会社に共通する大きなポイントは、どこにあるのでしょうか?

昔は「そば屋の出前・すし屋の出前」はいつ来るかわからず、確認の電話を入れると「今から出ます」と答えてから、やっと作り始めることも多々あり、お客様からは信用されていませんでした。

しかし、出前宅配で約束の時間を守れないと、お客様の信用を失ってしまい、リピーターにはなり得ません。限られた商圏で商売する上では、リピータが増えなくては、売上も伸びていきません。

この不満を解消したのが、デリバリー・ピザでした。30分以内に届かなければ「無料」にしますと店が自らペナルティーを課しました。

これがお客様に受けて、デリバリー・ピザは大成功を収めました。
しかしその後は、30分以内の配達時間による交通事故が増えたために、警察のからの指導もあって、30分以内は廃止されました。

この時間に対する差はどこから来るのかといえば、そば屋やすし屋の出前はあくまでも店のおまけでしかなく、来店客を優先したために配達時間を大切に考えていませんでした。デリバーリーのピザは、宅配を専業の事業として、時間を経営戦略の大きな柱として考えていたからです。

出前宅配を利用するお客様には、小さなお子様がいて外に出られない、歳をとったので店に行くのが面倒だ、など様々な動機があります。

さらには、お店に行く時間ももったいない、その時間を有効に使いたいとと考えるお客様も大勢います。そんなお客様にとって、約束の時間を守って届けてくれるのは、とてもありがたいことなのです。

時間に対する意識を高めるためには、出前・宅配を店のプラスαとして考えるのではなく、出前・宅配を新規事業と独立した部門として捉えて、シクミを作っていけば、時間に対する意識も変わってきます。

意識だけでも、随分時間は短縮出来ますが、なにより大切なのは、新規事業として出前・宅配で売れるシクミを作り上げることです。

出前宅配は、今持っている店の強みを、出前・宅配という新しい市場に広めて、新しい顧客を創っていくことになりますから、超低リスクで新規事業が立ち上げられ、かつ高収益になる素晴らしい経営戦略です。そして、店とは全く違ったノウハウも必要になります。

出前・宅配で売上・利益を大きく伸ばしている店や会社は、出前・宅配を新規事業として捉えて、シクミづくりをしていました。

 

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