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相手の時間を無駄遣いしていませんか

SPECIAL

社内独立店開コンサルタント

株式会社ストアブレインコンサルティング

代表取締役 

経営コンサルタント。アパレル、小売、飲食チェーン指導などに強みを持ち、店長再生から店舗最盛へとつなげていく独自の「社内独立店開」手法を指導する専門家。
自らは店舗を持たない「販売・運営」に特化した経営スタイルに、多くの異業種経営者、店長が注目。路面店から百貨店、都心型SC、郊外型ショッピングモール…など、多様なチャネルで成果を上げ、店舗の強みを引き出す天才と称されている。

今回はいまさらの話題ですが、「クイックレスポンス」について考えていきたいと思います。皆さんすでにご存じの通り、クイックレスポンス自体の意味は、「素早く返信する、受け答えする」となります。

私が今回のコラムで使っているクイックレスポンスも同様の意味で、相手から、あるいは自分からのアクションに対し、何らかの素早い反応をする、またはしてもらうことです。具体的なコミュニケーションツールとしては、電話やメール、チャット、SNSになるでしょうか。

ちなみに私は可能な限り即レスで対応し、遅くても12時間以内には返信するように心がけています。ところが、ビジネスでもプライベートでも、返信が遅い、あるいは返信すらしてくれない人が一定数います。ビジネスで重要事項のやりとりをしたいときでも、一向に返信がないこともままあります。

もちろん、普通に返してくれる人の方が多い印象ですが、大体の場合、遅い人は常に遅く、返さない人は結構な確率で返しません。ここでは触れませんが、業界によってもはっきり特徴が現れます。あっさり言えば、反応速度が遅い人は仕事ができません。

さて、なぜ私がクイックレスポンスを重要視するのか。それは、「相手の時間を絶対に無駄遣いしないこと」が私にとって人生の最優先事項のひとつだからです。私は時間が何よりも大事な資源だと考えていて、それは人が持つ時間も同様です。相手の足かせになるような関わり方は絶対にしたくないし、関わるのであれば、何らかのプラスを残したい。

素早い返信で相手がすぐに判断できるような状態をつくるのはもちろん、返信を待っていらいら、もやもやしている時間はできる限りなくしたい。すぐに「解答」できないことでも、「回答」は必ず行い、相手の自己重要感を高めることで極力「良い状態」を維持できるようにする。

私は、反応速度は優先度とほぼ同義だと思っています。相手からの返信が遅かったり、なかったりすると、この人にとっての優先度はそんなものなのか‥ということで、あまりに続くようだと距離をおくようにしています(人生の無駄遣いはしたくありません。厳しいことを言うようですが、反応速度が遅いままの人とは、仕事でもプライベートでも得るものはないと思います)。

当然ですが人生は時間でできています。相手の時間を無駄遣いすることほど罪作りなことはありません。まずは自分から、相手へのクイックレスポンスを心がけるようにしましょう。そうすると必ず自分にとってもプラスの影響となり、お互いにストレスフリーな、本当にやりたいことに集中できる環境が整ってきます。

 

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