忙しいのに、なぜ会社は良くならないのか ― 社長の“忙しさ”が生む構造とは何か

今日も一日、よく働いた。
朝から予定が埋まり、判断が続き、気づけば夕方になっている。
「忙しいが、充実している」
そう感じている経営者も多いのではないだろうか。
ただ、ふと振り返ると、
状況はあまり変わっていないと感じることはないだろうか。
同じ問題が繰り返され、同じ判断を何度もしている。
売上は大きく落ちていない。
現場も回っている。
それでも、どこか手応えがない。
むしろ、時間が経つほど、
「自分がいないと回らない部分」が増えている感覚はないだろうか。
ある会社で、社長が一日不在にしたことがあった。
その日、現場はほとんど止まった。
誰も判断ができず、確認の連絡だけが増えていった。
問題は人ではなかった。
能力でも意欲でもない。
「社長にしか判断できない状態」が、
当たり前のように続いていたことだった。
忙しさの正体は、仕事の量ではない。
判断や責任が一箇所に集まっている“構造”である。
ではなぜ、そのような状態が起きるのか。
そして、このまま続けると、会社に何が起きるのか。
社長が動くほど回る会社は、効率的に見える。
だがその裏で、「判断できない組織」を育ててはいないだろうか。
この忙しさは、本当に会社の価値につながっているのだろうか。
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