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外食産業の危機と回避の方法とは? 

SPECIAL

個型飲食店コンサルタント

株式会社オーナー飲食店コンサルティング

代表取締役 

飲食業界で35年、築地の現役飲食店オーナー社長が、日本で唯一の「個型飲食店コンサルティング」に特化して実践指導。空理空論一切なし、すべて現場で培われた「豊かな時間とお金、そして素晴らしい顧客に恵まれる」本物の繁盛ノウハウを提示。

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食の安心安全を、とても重要視する日本人にとって、とても信じられない出来事が起こってしまいました。

産業廃棄物と言われる加工食品を処理せず、複数の会社を経てスーパーなどへ転売したことです。

今回は、この現実となぜこのようなことが起こってしまうのか?

そして、どのようにすれば食の「安心」 「安全」を確保できるのかを書いてみました。

 

『会社の利益と個人の利便性の関係』

こと飲食業に限って申し上げますと、まず店舗を作り、そこの店舗がうまくいくと同じような、またはほぼ同じ店舗を作ろうとするのが飲食業界であり、そして店舗マニュアルを作成しチェーン店化する。つまり規模を拡大していくと言うことです。

こんな事は、わざわざここに書く必要もないのかもしれませんが

これは食事および食を楽しむ事が、変化していることが原因です。

年齢に関係なく、仕事の仕方や1日の時間の過ごし方が昔の有り様からの変化していると言う事実からです。

コンビニエンスストア、ファーストフード、さまざまな飲食チェーン店の出現、中食文化の発達加えてデリバリー事業の台頭。

これらを利用したことのない方は、ほぼいらっしゃらないと思います。

つまり消費者が、利便性を求める。

それに応えるように各企業は、効率を考えるようになる。そして当然、利益を上げることは大前提。

しかしである。ここで外してはいけない事をしてしまったのである。

あまりに効率と利益を考えたために、本来であれば飲食店で作らなければならないもの、つまり料理。

この料理の外部に対する依存度が、大きくなってしまった現実。

昔のことを言うとは笑われるかもしれませんが、食事は家で作ったものです。

話が少し脱線しているように聞こえるかもしれません。何をお伝えしたいかといえば、この当たり前だった食事が変化し、そして冒頭に書きましたような日々の暮らしの変化。

弊社佐藤の考えは、ここに集約されます。つまりは大きくなってしまった組織は最終的なお客様の顔が見えていないということです。

組織は大きくなると責任の有り様が分かりづらくなります。

一般論ではありますが最初はほんの小さな事だったのかもしれませんが、問題はやがて大きくなり、そして修正できないほどになっていきます。

すべてを自店舗において、賄う事は実際の店舗を営業している私でもさすがに難しいです。

味噌、醤油、塩、砂糖などの調味料などは通常に購入します。

しかし、弊社佐藤が提唱して、かつ10年以上も個型飲食店を実際に経営して、お客様のお顔の見える商いをさせて頂いてますと、やはり外部に対する依存度は、とても低いものになります。

このことが、お客様やビジネスパートナーとの信頼関係の深さになります。

かといって前記しましたような企業様を全面的に否定するつもりはありません。

ただ弊社佐藤の考えは「お金と時間が豊かになる個型飲食店」での経営を推奨いたします。

なぜならそれが店舗の利益とご利用されるお客様に食の「安心」 「安全」を確保して、利便性に最も貢献できると思うからです。

これから飲食店経営をお考えの皆様そして、すでに飲食店経営をされている社長様、外部に対する依存度と食の安心安全の関係性や会社の利益と個人の利便性の関係。ご理解いただけましたでしょうか。

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