会社の仕組みは作ってからが本当のスタート

4年間で年商50億円から66億円へ。一時期の売上低迷を脱し、社員の力を結集して、業績回復に結びつけられた経営者から、その秘訣をお聞きする機会がありました。 主にオフィス関連機器を取り扱っているその会社で着手されたのは、営業スタイルの変更です。従来は勘と経験と度胸に頼ってい...

4年間で年商50億円から66億円へ。一時期の売上低迷を脱し、社員の力を結集して、業績回復に結びつけられた経営者から、その秘訣をお聞きする機会がありました。 主にオフィス関連機器を取り扱っているその会社で着手されたのは、営業スタイルの変更です。従来は勘と経験と度胸に頼ってい...

「我が社がたった30人規模でこの最高賞をいただけたのは、協力会社の○○社長のおかげです。販売管理の数字は、大本のメーカーと直結していますが、顧客の声を拾って顧客満足度を上げるのは定性分析だから、定量分析の仕組みと分けていて、おかげで今回は大変名誉な最優秀賞をいただきました...

「企業理念?企業理念はあります、、、が、、」私が、経営者に企業理念について尋ねた時、よく遭遇する反応がこのようなものです。こうした会社は、「企業理念はあるものの、十分浸透しているは言えない」これが続いてるのです。 経営者に直接会って、お話する機会があるときは、「それでした...

「さあ、今日は大入り袋だよ!このラインで50台並べて3時までに入庫が目標だからね。みんな良くやってくれた、仲間の連係プレーが大事なんだよ。嬉しいな~。 あー嬉しいから、オレ、みんなに大入り袋配ってくるね!」 大きくなる会社には、儲かる数字があります。 実は、何処の会社にも...

複数の事業があれば、当然、それぞれでの稼ぎ方は変わってきますから、結果的に手元に残るお金の残り方が異なってくるものです。 例えば、わかりやすい身近な例で説明すると、ある会社が、賃貸用のマンションを建設する事業と、自社で建設した賃貸用マンションの賃貸管理をするという2つの事...

ある業界でトップランナーと称され、その会社の名前を出せば「あの会社」とあこがれを持って称される会社のS社長。先日ふと社長の人生のターニングポイントの話を伺っていましたら、いつのまにか会社のターニングポイントの話に切り替わりました。 そして、「あの仕組み導入して、業績が加速...

ある営業マンとの会話です。 「営業という仕事はいやですね。大森さんも1冊目の本の「はじめに」で書かれて いましたが、営業は常に売り込まないといけないし、顧客からは安くしろとか、納期を守れとか言われるし」 「そうですね、確かに。私も現役時代に担当部長から最後は売手と買手の論...

先日、ある注文住宅会社の経営者様から相談を受けました。 「値引きやサービスをしないと営業マンが契約をまとめることができません。更に客単価も利益率も下がっています。しかも、新規集客件数も下がっています。どうしたらよいでしょうか」というお話でした。 そこで私が「目標設定はどの...

夜明けの時間がだんだん遅くなって来ました。 目覚まし時計のセット時刻は5時前ですが、夏の間はもう明るくて、パチッと目覚めるのですが、最近まだ暗いので、うっかり二度寝してしまうことがあります。早朝、やっと涼しくなってきたので余計かもしれませんが(笑) さて今回は「信念と継続...

業界特化により急成長を続け、上場準備が進むM社のK社長と先日お会いしてきました。最初にお会いした折は、急拡大に人の採用が追いつかず、幹部の役員の方々ほぼ全員が、本来は課長、部長がやるべき仕事に忙殺されていました。 当時を社長が振り返りながら、半年間で改善してきた内容を振り...