オンラインで優れたコンサルティングを活用する!

/home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/lib/fc-class-layout.php on line 71
wrapper -post">
Warning: Undefined variable $count in /home/xb528411/jcpo.jp/public_html/wp-content/themes/jcpo_theme2020/lib/dx-breadcrumb-set.php on line 123

第42話:やるぞ!と、やれ!では天と地の差

やるぞとやれは天と地の差

「教えて頂いたことを実践したら、新規のお客様◯◯名からお申し込みがありました!」と嬉しいご報告があったのは高単価のB to Cビジネスを展開するA社長。どれぐらい高単価かと言うと1人約20万円。そして、10数名のお客様から新規のお申し込みがあったとのこと。

弊社の顧問先様の中には1案件で1,000万円を超えるB toCビジネスを展開している顧問先様もありますが、ここまで高単価になると、流石に数日で10数件の新規お申し込みがありましたと言うわけにはいきません。

A社長が運営する組織はスタッフが5名前後…と弊社がご支援させて頂いた企業様の中でも比較的規模が小さい組織ではありますが、弊社の“導線経営(R)”コンサルティング、“集客の仕組み化”を導入して頂き、かなりの成果を上げていました。

ところが、数日前に「頭打ちになりつつある」と言う話を伺っていたのででは社長、これを実践してください」とたったひとつだけアドバイスさせて頂きました。すると、1週間も経たない数日後に上記の嬉しいご報告。A社長はお伝えした「たったひとつのこと」を忠実に、且つ即日実践されました。

何をしたかと言うと… facebook広告です。facebook広告と言っても、いくつかの手法があるので、詳細の説明は割愛しますが、下記の動画でfacebook広告を活用し、どのようなことができるのかは押さえておいてください。

 

ネット集客・web集客の方法_facebook広告(フェイスブック広告)の使い方・活用方法_広告のターゲティング/趣味・関心・行動履歴_成長戦略TV第85回

※動画の再生はこちら(成長戦略TV 第85回)

 

以前のコラムでも見込客に対して、自社の商品・サービスの存在を全力で告知しなければならないとお伝えしましたが、A社長のビジネスの場合、facebookでの告知が「広告を実施してみた結果、最適だった」と言うことです。

「最適だった」と言うのは結果論ですが、当然のことながら、闇雲に広告媒体を選定したわけではありません。いくつかの媒体の中で総合的に考え、「facebookに広告を打つべき!」と判断したわけです。その理由は動画の中でも触れていますが、「代表取締役」などの役職でターゲティングできたり、facebookならではの機能があるからです。

見込客を「魚」、媒体を「釣り場」に例えると、アジを釣りたいのか、マグロを釣りたいのかで、餌やその釣り方・釣りをする場所・釣り易い場所などが異なります。「釣りたい魚を釣るために、どこに釣り針を垂らして、どのように釣るか」がとても重要な概念になるわけです。※詳細はこちらをクリック→ 拙著儲かる会社88の鉄則

とは言え、このようにfacebookを含めたweb広告・ネット広告については、今までも散々やってください!と言うことはお伝えしてきましたが、必ず「やる企業」と「やらない企業」に分かれるのです。「やれば成果につながる」「やった方が良いに決まっている」と言うことはわかっているにも関わらずです。

では、「やる企業」と「やらない企業」、もしくは「やれない企業」「できない企業」は一体何が違うのか?それは、「指揮官先頭ではない」と言うひと言に尽きます。

いきなり戦争の話で恐縮ですが… 某軍隊は、戦争は強いが将校(指揮官)の死亡率が高かったと言う話があります。それは指揮官が「やるぞ!」と声をかけ、自ら先頭に立ち、敵陣に攻め入ったからだそうです。このような指揮官であれば、部下が「俺もついて行くぞ!」と思ったであろうことは想像に難くありません。一致団結した組織として、強かったのでしょう。

これに対して、指揮官が「やれ!」と声をかけるとどうなるか。その意図するところは「俺はここ(安全な場所)にいるから、お前らが行け!」と言う意味合いになります。それを聞いた部下はどう思うでしょう。口に出して言わないまでも「お前が行けよ!」「誰が行くか!」と思うのではないでしょうか。

これは極端な例かもしれませんが、お伝えしたいことは指揮官である経営者が先陣切って、やる気でやらない限り、どんな仕組みも定着しないと言うことです。それが証拠にA社長は、全て自ら実践しています。一部の業務をスタッフに任せてはいるものの、核となる根幹の部分は責任を持って自分自身でやっているのです。

大企業でも中小企業でも「やらない企業」「やれない企業」は誰がやるのか、責任が曖昧で、「誰かがやってくれるだろう」と言う甘い考えが組織に漂っています。これでは“仕組み”が定着し、結果につながるはずがありません。

では、全て経営者がやらないといけないのか?と言うとそうではありません。取り組むメンバーを決定し、業務分担を明確にすることで責任を持たせたら、あとは「やっているか、やれていないかを定期的に確認することを怠らないようにすれば良いのです。

「やる」のが経営者の仕事ではなく、「やり切らせること」が経営者の仕事です。やると決めたことを、しっかりやり続けることができているか否かを確認し、続けていくことが“仕組み”なのです。

貴社にはやり続けていく、成果を出し続けていける“仕組み”がありますか?やれ!ではなく、やるぞ!と言う声がけになっていますか?