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「絵に書いた餅も4年過ぎると・・・」

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

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お盆休みが終わって後半戦もがんばるぞ!って思っていたら大雨やら台風やらが立て続けに来て、屋根雨漏りの問い合わせが一気に増えて毎日調査に出かけております。やっと一息してみるともう9月になったのですね。毎日過ぎていくのがとても早く感じる今日この頃、皆さんの工事は忙しいですか?商売繁盛していますか?

先週末、名古屋で経営指針計画書を作る2日間の合宿に参加していました。

弊社では今から5年前に、この経営指針計画書なるものを作成しました。以前にも似たような代物を作るには作っていましたが、全くの空想、なれたらいいな程度のまさしく「絵に書いた餅」的な計画書で、作った本人も何を書いたのか忘れてしまうレベルの何の役にも立たない計画書でした。

そこで5年前に今回の、この合宿に参加し、飲食以外は計画作りに没頭することの出来る合計で15時間で、作成した弊社の経営指針計画書が完成しました。そこでの講師の指導で、折角作った計画書を机の引き出しにしまいこまないで、是非経営指針発表会をして活用しましょうと聞いており、見よう見まねで、顧問会計の先生、取引銀行支店長、そして弊社の社員全員で発表会をやっていました。更には発表した計画書を毎朝朝礼時に朗読を繰り返し活用して、期末期首ごとに毎年刷新していきました。

始めは、単なる経営理念、経営方針、経営計画が書かれたぺらぺらの指針書でしたが、あれから4年が過ぎ、現在も継続して活用してみると、二つの変化が現れました。

ひとつは、職人社員の行動考え方が変わったことです。それまでは日常のさまざまなトラブルなど、全て社長の指示待ちや、言い訳していた職人が、この経営指針書を毎朝読み合わせをすることで、会社の方針をいちいち言わなくとも理解し自主的に対応することができるようになったのです。社長一人で采配を振るっていた時と較べてそれは劇的変化でした。

もうひとつは、数値計画がだんだん計画数値に近いものになってきたことです。初めは、あてずっぽ、ほんとに適当な計画だったのですが、毎期新しい経営計画数値を見直すことでだんだん、なれたらいいなのレベルが実現してきたのです。弊社の場合、売上は大したことはないのですが、内容が良くなってきたという変化です。

10年先の将来は描きにくいですが、1年先なら予想計画できるし、5ヵ年の中長期計画だって、毎年経営指針書を作れば、毎年1年ずつ更新していく5ヵ年計画を作るわけですからだんだん現実に近い数値になってくるわけです。

以来、毎年、この時期に新しい経営計画発表会をしています。今期も明後日が発表会です。今追い込みの仕上げをしています。毎年経営計画を作るのは実に大変なのですが、これこそが会社の社長の重要な仕事ではと今では思っています。

「絵に書いた餅」も、毎期作成し、毎日全員で活用するとすごい変化が現れます。是非弊社のコンサルティングプログラムと併せて活用してみてください。うちなんか変わりようがないと思っている工事会社の職人社員だって絶対変わるんです。弊社が実証しています。

もっと詳しいところは村松に直接お問い合わせ、面談ください。9月9日に特別相談日を、10月には弊社セミナーを開催します。

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