第6話 社員が、社長に敵対意識を持つ本当の理由

「ソノダさん、現場社員は所詮、バカなんですよ・・・」ー顧問先の社長やマネジメントを担う立場の方々から、現場社員に対する不平不満として、幾度となく聞く言葉です。ところで、その不平不満の原因は、本当に当該の現場社員にあるのでしょうか?実は、不平不満を言葉にすることが、社長やマ...

「ソノダさん、現場社員は所詮、バカなんですよ・・・」ー顧問先の社長やマネジメントを担う立場の方々から、現場社員に対する不平不満として、幾度となく聞く言葉です。ところで、その不平不満の原因は、本当に当該の現場社員にあるのでしょうか?実は、不平不満を言葉にすることが、社長やマ...

いい会社とは、どんな会社でしょうか?少し前までは利益の出ている会社、一部上場している会社、大企業等の基準で見られていました。しかし、最近では大手ファストフードやマンション建設の不祥事のように、お客様の信頼を裏切る出来事ばかりで大企業=いい会社とはお世辞にも言えません。先日...

イノベーター理論の研究実績以前、某消費財メーカーの商品ブランド単位にロイヤル顧客の存在確率を分析していた時期がありました。ロイヤル顧客とは購買実績が多い顧客ではありません。何度もお話しているとおり、消費者は購買行動を起こす前に購買心理が働きます 下の図をご覧ください。購買...

お客様から「こんな商品があったらいいのに・・・とアンケートに書いてあったので、新しくメニューを作ったんですが、売れないんです」、どうしてでしょうか?と聞かれることもあります。出前・宅配ではお客様とゆっくりお話しができる時間がありませんので、アンケートはお客様の声を集める有...

自転車でひた走るような経営は、ちょっとしたミスで大きな損失を受けることになります。自転車で時速100kmを出すと、小石につまずいただけで大けが間違い無し。そんな経営スタイルになっていませんか?こんにちは、茶人・小早川宗護です。私は茶道裏千家の師範として30名の直弟子を指導...
昨今よくあるオーナー企業のお家騒動の問題の本質は「親子の関係性」にあります。親子の関係性が上手く維持されてさえあれば面倒な事態を招くことはありません。また親子の強い信頼関係と堅い絆がその企業の持つオーナー企業、ファミリー企業としての強みを更なる強みとして、更なる企業の発展...

「来月以降、親会社の動きがハッキリしなくて売上の落ち込みが想定されます・・・。社員には、単価を下げてでもたくさん仕事を取ってくるようにハッパをかけているのですが、なかなか思うようにいかなくて。」先日、個別相談にいらっしゃったある経営者の方からのご相談です。この会社、典型的...

私は住宅メーカーで、建て替えサイクルが30年であろうと「既存顧客を大切にすれば、新規顧客も集まってくる」と教わりました。その教えを20年以上の間、忠実に守り、現在ではメーカーに限らず、小売店・サービス業を中心にロイヤル顧客づくり、会員顧客の活性化を指導する立場になりました...

突然ですが、このコラムをお読みの皆様に、お聞きしたいことがあります。「ブランディングとは何か?」と聞かれたら、皆様はなんとお答えになりますか?今回は、この「ブランディング」と知財活用について私なりの考えを示したいと思います。Wikipediaによると、ブランディングとは「...

会員制・ロイヤル顧客づくりに関する記事ではありませんが、日本経済新聞「私の履歴書」からご紹介しておきたい一文がありましたので、投稿しておきます。 以下、転載---------------------アサヒが顧客視点から経営全体を見直して優れた成果を上げたことを評価した日本...