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伝わる言葉で業績アップ!思い通りに社員が動く行動の終着地点とは?

  ブランディング営業体制 吉澤由美子 SPECIAL
吉澤由美子 SPECIAL

ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社 代表取締役 吉澤由美子

中小企業のための、「ブランディング営業体制」を構築するコンサルタント。営業スタッフのみならず、全社をあげて、企業価値をしっかり守り、価格競争をせずに確実に売れていく体制づくりを指導する。

「どうも指示の出し方が悪いのか、従業員が思うように働いてくれません」 

経営者のみならず管理者に多い悩みに、思った通りに部下が動いてくれないというものがあります。的確に伝えているつもりでも、受け取り側の「聞く気」がないと伝わることは決してありません。 

従業員に言葉を届けなければ、業績アップは夢のまた夢。伝わらないままだと、業務は滞ってしまいます。 

では、どうすれば聞いてもらえるようになるのでしょうか。この目的を達成するには、行動の終着地点を示す必要があります。 

今回は伝わる言葉、行動の終着地点についてお話していきましょう。 

 

■語彙力は人によって違うことを知る

語彙力、つまり言葉や単語をどれだけ知っていて適切に使えるかは、人によって違います。例えば、幼稚園児と大学生なら語彙力が全く違うのは分かりますよね。このように経験が大幅に違う人同士なら、語彙力が違うということは容易に理解できるでしょう。 

しかし、同じぐらいの年齢で同じ会社に在籍している筈なのに、伝わる人と伝わらない人が存在します。これは、基礎学力や普段の読書量の違いから生じる差です。この差を埋めるのは至難の業で、会社から命じて語彙力を高めることは不可能です。 

幸いなことに、語彙力の高い人なら低い人に合わすことは可能です。ただし、かなりイライラすることになります。細かいニュアンスが語彙力の低い人には伝わらず、言葉の数を増やさなくてはならないからです。このイライラが社内の空気を悪くすることもままあります。 

一般的に中学生程度の語彙力があれば、日常会話に支障はないとされています。ですが、大卒の社員であっても中学生程度の語彙力がない人が増えてきています。また、年代によって使っている言葉も違いますから、若い社員に情報を伝えるのはとても困難です。 

では、この語彙力の差を埋めるには、どうすればいいでしょうか。

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■行動の先に生じる感情や目的を伝える

公衆トイレで以下のような貼り紙を見かけたことはないでしょうか。 

「綺麗に使っていただき有難うございます」 

これはとても秀逸なコピーです。綺麗にトイレを使ったあと、管理者がどのように感じるかを伝えています。他にも万引き対策の貼り紙にも素晴らしいものを見かけました。 

「皆さまのおかげで万引き犯を逮捕できました」 

いかがでしょうか。このコピーは、店舗側だけでなく他の一般の買い物客も万引き犯を許さないという強いメッセージを伝えることができています。これだと万引き犯は従業員だけでなく他の買い物客も警戒し、犯行に及べません。 

このように短いながらも好ましい行動を促すものは、街を見渡すと沢山あります。これを日常にも用いていきましょう。 

例えば、DMに書いてしまいがちな「またのお越しをお待ちしています」。これでも構いませんが、一歩進んだ伝え方をするなら「またお目にかかられる日を楽しみにしています」という表現方法もあります。これだと次に行った際に、自分が相手にどのように思ってもらえるのかが分かりやすいので行動に移しやすいのです。 

 

■終着地点が見ていると行動しやすい

先述した優秀な貼り紙のような言葉は、行動の先にある「終着地点」を示すものです。これが分かっていると、人間はとても行動しやすくなります。何より「終着地点」はとてもシンプルであることが多い為、語彙力の差があったとしても伝わりやすいのが優れているのです。 

例えば、日報を溜め込んでしまう社員がいたとします。いくら日報の重要性を説いても、月末にまとめて提出しようとしています。この場合、罰を与えても意味がありません。この社員は毎日日報を提出する意義が分かっていないからです。 

この社員に毎日日報を提出してもらうには、この行動が与える影響を伝えるのが最適です。そして、日報を記入する時間も与えましょう。例文は以下の通りです。 

「○○さん(上司など日報を管理する人)のために10分、日報の時間を取ってもらえると有難い」 

このフレーズだと自分の行動が誰のためにあるのかが分かりやすく、なおかつどれだけの時間を日報にかければ良いのかも伝わります。そして、日報を記入し提出した後、誰がどのように感じるかも理解できるのです。これが「行動の終着地点」です。 

この方法は営業にも使えますので、日々「行動の終着地点」について考えてみてください。

 

■人間は感情で動くもの

今回は「行動の終着地点」についてお話しました。この「行動の終着地点」は、行動の先にある感情です。誰がどのような感情を抱くかが分かれば、行動がしやすくなるのです。 

人間は社会性を持った生き物ですから、誰かの役に立ち喜ばれることを深層心理で求めています。これが理解できれば、「行動の終着地点」は設定しやすくなりますよ。最初は回りくどいように感じるでしょうが、実際に用いてみると効果があるのはすぐお分かりいただけるはずです。 

もし、一人では社員教育が難しいと感じておられるなら、私に声をかけてやってください。一緒に業績を上げる社員教育を行っていきましょう。一人で悩まないでくださいね。 

最後まで読んでくださり有難うございました。

あなたの一日が素晴らしいものでありますように。

 

【ブランディング営業】脱・お願い営業を実現する経営視点
吉澤由美子

ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社代表取締役

吉澤由美子

執筆者のWebサイトはこちら http://www.hc-bm.com/

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