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後継経営者が「経営者」としてブレないための重要なポイント

SPECIAL

バトン承継コンサルタント

承継イノベーション研究所(株式会社think shift)

代表取締役社長 

これまで後継経営者を100名以上支援・指導し、自身も後継経営者として実績を出してきた、後継者支援の実績と後継経営者としての経営実務の実績とをあわせ持つ、バトン承継コンサルタント。
後継経営者が「ただ」事業を引き継ぐだけではなく、「自分らしい」経営を行うことで経営の革新を引き起こす、「承継イノベーション」を提唱している。

バトン承継コンサルタントの浅野泰生です。
こちらでは後継経営者の方に向けた経営のヒントをお伝えできればと思います。よろしくお願いします。


初回は、後継経営者が経営をしえいく上で一番大事な「経営者」としてブレないための重要なポイントをお伝えします。

0から1をつくりあげる創業経営者と違い、後継経営者はだれを理想の経営者像として、どのような価値観を持ち、どのように引き継いだ会社を経営していくのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

成功する後継経営者には共通する「後継経営者としてのあり方」があります。

今回の記事ではその「後継経営者としてのあり方」を紹介します。現在、後継経営者としての軸づくりについて悩んでいる方も、すでに悩みを乗り越えた方も、ぜひご自身の状況や経験と照らし合わせてみてください。

 

「変えるべきもの」と「変えてはならないもの」

私自身も親族外承継という形で事業承継をし、5年ほど後継経営者としての経験があります。

会社を引き継ぐ際に悩んだことがありました。
それは変えるべきものと変えてはならないものがあること、そしてその線引です。

当時の私には、変えるべきものと変えてはならないものが明確でなく、その線引きはどこにあるのか、「答え」がわからず、悩むこともありました。

変えてはならないものは「本質」

まったくといっていいほどタイプの違う先代から会社を引き継いだ当初じゃ、私自身の色をどう出そうか、もがく日々でした。

もがき、試行錯誤し、そして最終的に出した結論が、「変えてはならないものは先代から引き継いだ事業の本質だけ。あとはすべて変えていい」ということでした。

人が違えば当然やり方が違います。
目指すべき本質さえ見失わなければ、やり方は違って当然です。

「あり方」と「やり方」

「先代とうまくいかない」、「よくケンカをする」という後継経営者の話をよく聞きます。
しかしその「内容」をしっかり聞いてみると、会社やお客さまに対する想いに違いがあって、もめている人はほとんどいないことがわかります。

「想い=あり方」は先代と後継者とで一緒なのに、それが根本まで後継経営者・先代の間で共有されていないために、違う「やり方」を取り入れようとすると「あり方」まで変わってしまったのではないかと錯覚してしまう。それによってもめごとが生じているのです。

先代のやり方を踏襲するだけなら社長を引き継ぐ意味はない

私は、後継経営者に「先代と違っていい」とお伝えしたい。

先代の0から1を創りあげる偉大さをしっかりと認識し、受け継いだものを大切にすることはもちろん重要です。

しかし、“やり方”まで一緒にする必要はない。目的に向かうルートはひとつではありませんから。

そう気がついたときこう思いました。先代のやり方をそのまま踏襲するだけなら社長を引き継ぐ意味はまったくない、と。

私が私のやり方で経営を行っていくからこそ、私が社長を引き継いだ意味があるのだと、そう気がついたのです。

自分なりの経営者像を描きながら、変えるべきところは変え、自分自身のやり方を見つけるべきなのです。

 

承継イノベーション研究所というサイトを運営しており、そちらにも後継経営者の経営のヒントやポイントになることをお伝えしていますので、ご覧いただけると幸いです。

承継イノベーション研究所

 

 

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