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結果優先の会社は倒産する?数字に惑わされない仕事の指導法とは

  ブランディング営業体制 吉澤由美子 SPECIAL
吉澤由美子 SPECIAL

ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社 代表取締役 吉澤由美子

中小企業のための、「ブランディング営業体制」を構築するコンサルタント。営業スタッフのみならず、全社をあげて、企業価値をしっかり守り、価格競争をせずに確実に売れていく体制づくりを指導する。

「結果が全てだから」

そう言い、数字の並んだ書類を見つめる経営者さんは少なくありません。

理路整然と並んだ数字は客観性も高く、信用出来る情報に見えるでしょう。

もちろん結果は大事です。

しかし、結果にこだわるあまり見落としていることはありませんか?

その見落としが、後々の「結果」に大きく響くことがあります。

大きく響いた「結果」、倒産という悲しい展開になることも。

そうならない為にも、結果だけでなく経過も見ていきたいものです。

何故、経過を見る必要があるのかを、今回はお話していきますね。

経過を見るということが、社員さんが仕事をする上での重要な指導ポイントになってきますよ。

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■何故、結果だけ見るのはいけないのか?

小学生の頃を思い出してください。

クラスメイトがあなたにちょっかいを出してきて、やり返したら相手が泣いた。

この場合、あなたは被害者でクラスメイトは加害者です。

被害者の正当防衛により、結果的に加害者が泣いてしまった。

しかし、泣いている人を見ると、人間は同情を寄せるものです。

この同情により、何故か被害者であるあなたが、叱られたり責められたりはしなかったでしょうか?

この時、あなたはどのような気持ちになったのか覚えておられますか?

恐らく、不平不満が募った筈です。

経過を見ていない人があなたを責めるのですから、怒って当たり前です。

これはビジネスシーンでも頻度の高いトラブルの一つです。

例えば、大口契約を取ってきた営業マンのAさんがいたとします。

結果だけを見るとAさんの成果に見えます。

ですが、大口取引先と引き合わせた別の人物がいたとしたら?

資料を作成した人もいるでしょう。

でも、褒められるのはAさんだけ。

こうなると、Aさんの大口契約達成の為に陰ひなたと頑張ってきた人たちの感情はどうなるでしょうか?

小学生の頃、辛い経験をしたあなたならもうお分かりでしょう。

会社組織は感情を持った人間の集まりです。

人間の感情を無視して経営は出来ません。

無視を続けていると、いずれ崩壊します。

他にも結果だけを見ると悪い「結果」になりますよ。

続きを読んでいきましょう。

 

■結果論者からは人もお金も離れていく

結果を重視する経営者さんは、ご本人は得意満面で有能なビジネスマンでいるつもりです。

決断力がある、カリスマ性があると思い込んでおられます。

しかし、ある程度の知能が高い人は、結果は経過がないと生まれないと知っています。

ですから、「結果!結果!」と連呼する人の愚かさにも気づいてしまいます。

誰しも愚かな人間とは付き合いを持ちたくないもの。

徐々に人が離れていきます。

残るのは知性や教養に乏しい人材です。

それに結果を重視するということは、成功と失敗の二極論にもなりがちです。

仕事の上だけでなく、様々な出来事でも二極論にしてしまう

しかし、世の中とは二極論で済むような簡単なものでしょうか?

ダイバーシティが提唱され始め久しく、現在は様々な人たちがいることを前提で働くようになっています。

それなのに二極論というのは、とても危険です。

短絡的に「成功」「失敗」、もしくは「好き」「嫌い」で物事を判断していると、いずれ大きな失敗を犯すでしょう。

誰かを深く傷つけるかも知れませんし、それにより経営に大打撃をうけるかも知れません。

リスクヘッジに敏感な人は、二極論の危険性を熟知しています。

ですから、結果を重視する経営者さんとは距離を置きます。

巻き込まれたくありませんからね。

人が離れていくと経営にも大きな影響が出てきます。

 

■経過に隠された指導ポイントと有能社員

結果を重視する危険性はお分かりいただいたかと存じます。

では、今後、何を見ていけば良いのか?

それは「経過」です。

結果を出すには、様々な仕事の積み重ねをしなくてはなりません。

薄い紙でも積み上げれば高い塔になるように、細かな仕事の連続。

全てのパーツが揃ったからこそ、その結果になっています。

望んでいた結果が出なかった場合は、どのパーツが結果に影響を及ぼしたのか分析です。

もし、結果だけを見ていたら、経過という仕事の積み重ねが見えてきません。

つまり、改善点が分からない。

これは社員さんに指導をする上でも不都合です。

不平不満が募るだけでなく非合理的。

余計な仕事が増える一方です。

的確な指導を行う為にも、経過を重視すべきです。

経過を重視していると、思ったような結果に導いていくコツも分かってきます。

昔の経験だけで経過を見るのではなく、常に新鮮な気持ちで見ていくと新たな発見もありますよ。

経過から新しい商品やサービスが生まれることも。

捨てるものないのが経過、人間の経験です。

加えて、経過を重視していると、本当に有能な社員さんは誰なのかも見えてきます。

パフォーマンスだけが上手いゴマすり社員さんでなく、会社の利益を生み出す人材です。

えてしてこのような人はアピール力がない為、社内では地味です。

ですが、ポテンシャルはゴマすり社員さんなど、比にはならない程のものを持っているケースが往々にしてあります。

結果だけを見ていては、見つからない宝石です。

 

■あなたの経過を見せて欲しい

あなたは社員さんたちの経過を見て、それをビジネスにしていくのがお仕事です。

私はあなたのビジネスの経過を見ていくのが仕事です。

きっとあなたの「経過」にも、多くのヒントが隠されていますよ。

あなた自身がもっときらめく宝石である可能性も。

それを見極める為にも、一度お声をかけてやってください。

あなたはもっと輝ける人です。

その輝きを私に見せてください。

 

最後まで読んでくださり有難うございました。

あなたの一日が素晴らしいものでありますように。

 

【ブランディング営業】脱・お願い営業を実現する経営視点
吉澤由美子

ブランディング営業体制コンサルタント

H&Cブランディングマネジメント株式会社代表取締役

吉澤由美子

執筆者のWebサイトはこちら http://www.hc-bm.com/

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