ビジネスは、人と人のつながりに尽きる | 日本コンサルティング推進機構

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ビジネスは、人と人のつながりに尽きる

SPECIAL

環境戦略コンサルタント

合同会社オフィス西田

チーフコンサルタント 

環境戦略アドバイザー。数々の多国間環境条約や、国連が提唱する2030年のための持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)を参照しながら、サーキュラーエコノミーなど企業として取るべき環境戦略や、環境対策を通じた長期収益構造の改善などをアドバイスしている。

コロナ禍は、一都三県の新規感染者に再度増加の傾向が見られる中で緊急事態宣言が解除され、他方で気候が良くなり聖火リレーもはじまるなど、感染防止の観点からは難しい時期を迎えつつあります。ビジネスはと言えば、すっかり定着したオンライン会議とテレワークにも、新たな課題があることが浮き彫りになってきているのではないでしょうか。

何より悩ましいのは、オンラインだと直接会う場合に比べて接点が希薄なままの状態に止まりやすいことです。商売を考える基礎となる人と人とのつながりを、オンラインでどう強化すればよいのか?様々な試行錯誤が続いています。一時期流行った「オンライン飲み会」も、近頃はあまり聞かなくなりました。

抜本的な対策として最も効果的なのは、当たり前ですが「直接会う」ことに尽きます。ただこれも遠隔地の相手先だったりすると、まだコロナ前のように気軽に会うというわけにはゆきません。せめて直接会える相手とは、感染対策を万全にしたうえで、それでも何とか会って話ができる機会を設けましょう。

補完的な方法として「コンタクトの頻度を増やす」ことが挙げられます。短時間でもオンラインによる定例会合の頻度を上げる、できれば毎日何らかのコンタクト機会を持つ、などの方策です。簡単にやれる反面で、ただ会うというわけにもゆかないため、アポ取りや話題の設定など、会合の維持管理がそれなりの負荷となってきます。

いずれの場合も、相互のストーリーを大切にする関係が出来上がってくれば、ビジネスはそれなりに前へと進んでゆくはずです。実際に多くの経営者は常に顧客とのストーリーを強く意識してビジネスに臨んでいます。

でも残念ながら、そのための決定版と呼べるような解決策が存在しているわけではありません。インターネットの活用は確かに有効な対策ですが、今は誰もがさまざまなアプリやユーティリティを組み合わせながら最適解を探している段階だと言えます。

このプロセスは、言ってみれば当たり前のことを当たり前にやる仕組みを、コロナ禍という外部条件に合わせて調整する、ということに過ぎないのですが、組織でこれを実践しようとすると、どうしてもそこに障壁めいたものが見えてしまいます。

これを打破するためには、「お客様とのストーリーを大切にできる仕組みになっているか?」「人と人とのつながりを重視できているか?」について、常に組織内で反すうできる体制を作っておくことです。これを怠っていると、「コロナのせいで・・」という言い訳が横行する状況を生み出してしまうことになりかねません。

もしもまだ、社内で「コロナのせいで・・」という枕詞が聞こえるとしたなら、それは注意信号だと思ってください。社会が変わってすでに一年以上が経過した中、いつまでもコロナ禍を言い訳にしていては、ビジネスチャンスのほうから逃げて行ってしまうでしょう。仕事の仕方を工夫することで人とのつながり、お客様とのストーリーを大切にできているならば、こんな枕詞が出てくるはずもないのです。

変化に対応して、生き残るために、人と人とのつながりとお客様とのストーリーを大切にする仕組み作りを進めてください。そんな企業を当社は全力でサポートします。

 

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