多くの企業がライバルと比較され、競争にさらされる理由

「考えてみませんでした」 最近、当社のコンサルティングを受け始めた、ある経営者の方の言葉です。 この方の企業は、ある単一の加工を専門にやられている加工メーカーです。単一の加工のため競争が激しく、何とか競争に勝って生き残ろうと、必死に頑張ってこられた企業さんです。 ライバル...

「考えてみませんでした」 最近、当社のコンサルティングを受け始めた、ある経営者の方の言葉です。 この方の企業は、ある単一の加工を専門にやられている加工メーカーです。単一の加工のため競争が激しく、何とか競争に勝って生き残ろうと、必死に頑張ってこられた企業さんです。 ライバル...

世の中が成熟していく中で、企業の評価や存在意義も「売上や利益を上げる企業」という観点だけでなく、その企業の「価値観や考え方、姿勢」に対して、如何に従業員の共感を生み、それがやる気やロイヤリティとなり、顧客への自発的な満足度の高い商品・サービスの提供から、社会からも信頼され...

幹部社員がなかなか成長しない、と悩む経営者は少なくありません。幹部育成しようと様々な方法で教育に力を入れているものの思うような成果が上がらない、と多くの経営者が悩んでいます。 その原因は教育の問題だけではなく、選択と集中ができない経営判断が現場を混乱させていることも一因で...

平成最後の年末年始を迎えます。 商売をしている店のほとんどが最も書き入れ時となる時期です。 冬のボーナスが出て、クリスマス、仕事納め、大晦日、お正月と大きな行事が続きますから、お客様の財布の紐も緩みます。 商売としては、年末年始の消費意欲の高いときに、どれだけ多くのお客様...

「伊藤先生、人時割LSPで、現場の動きがここまで、はっきり見えるとは想像もしなかったです。道半ばですが、たくさんのチャンスが見えてきました」 と目下、プロジェクトで様々な取り組みをしておられる、チェーンの社長からの報告です。 ―――それはよかったですね、これからが業革本番...

近年、店舗ビジネスにおいては人手不足が常態化しており、企業側も誰でもいいとは言わないまでも、ある程度門戸を広げて求人をかけなければ、経営が立ち行かない状況となっています。 人が集まらなければ、思い切って多店化を取りやめる決断もしなければなりません。人がいないにもかかわら...

商品原価率をいかに低くして、粗利益の最大化を図るか―。これはメーカーだけでなく、どんな業界においても重要なテーマである。これに関連して、通販ビジネスには「3・3・4の法則」というものがある。商品原価3 割、販促経費3 割、その他の経費&利益が4 割という、通販商材全般に通...

私の前に座るS社長の顔は、疲れています。 スタッフ全員から退職願が提出されたのがちょうど2か月前。 それを機に、責任者のパワハラの実態を知ることとなりました。社長は、各者との面談により鎮静化をすることができました。 そして、昨日、再度退職願いが出されました。 夜半まで粘り...

「請求書を頂きましたが、明細に『別紙』と書いてありますが、その明細がついていません。ええ、明細をいただいてから、確認して、お支払いいたします。 …ふ~ん、請求書に間違いがあると、本当に頭に来るね。あ~、請求書なんてなければいいのに…。」 事務担当者が、郵便受けから、大量...

わたくしたち中小企業にとって一番大事なことは「自社の存在価値を信じ続け、世に打ち出すこと」です。経営資源の豊かな大手企業は商品戦略がマンネリ化していたとしても、商品サービスがお客様に届くまで頑強な仕組みがあるがゆえに一度ラインに乗せれば大きな売上をとってゆけます。一方、失...