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「普通の人から見て、「何屋」かわかりますか?」

SPECIAL

下請工事業脱却コンサルタント

有限会社村松鈑金東京オフィス

代表取締役 

屋根の板金工事業で、完全自前受注体制を築き上げた異色の現役社長コンサルタント。稼業を継ぐも、下請けの理不尽さに憤慨。下請け脱却を目指して20年、工事業の直販体制づくりを実現。その貴重なノウハウを同業に惜しみなく公開指導する。

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雨が降ると、普段気にならない屋根の不具合や、雨漏りの修理依頼の電話が鳴りだします。弊社は屋根工事の会社ですから、当たり前といえばそれまでですが、ではなぜ電話が鳴るのでしょうか?

お客様から見て弊社が屋根の専門業者と見えているから電話が鳴るのです。あなたの会社は必要な時に呼んでもらえるようにお客様に覚えていてもらえていますか?PRはうまくいっていますか?商売繁盛していますか?

今回は、「普通の人から見て「何屋」かわかりますか?」です。

私は普段、下請脱却を進めたい高めたい会社社長さんと様々な名刺を交換させていただいているのですか、交換させていただいた方の会社名だけで、どんなご商売をされているのか、見ただけ、一発で分かる、イメージできる名刺をお持ちの方が本当に少ないんです。○○工業とか、△△美装とか、□□テックとか、英語名前、カッコいいイメージで作られた社名・・・・「どんなお仕事なんですか?」と、お聞きしないと分からないってことよくあります。

その業界の方なら知らない人がいないほど有名でも、もし下請専門工事から一般のユーザー向けの直販リフォームなどお考えの時は、大変不利です。なぜなら、一般の方は、あなたの会社の特徴や専門性を知らないからです。ただでさえ知らないのに、あなたの会社名がズバリ「何屋」がはっきりしなく、イメージも沸かない名前だったら・・・・とりあえず○○建設やら、△△リフォームへ電話してしまいますよね。

ただでさえ総合力で劣る小規模な専門工事会社がいくら広告を打ったり、チラシを撒いても反響が少ない理由は、「私の会社は何屋です!」とはっきり伝えていないことです。まずお客様から選んでもらう。これがないと、せっかくのPR効果が半減してしまうのです。

専門工事の会社が直販を伸ばそうとするとき、今の社名をまず見直すことが比率アップの近道になります。専門性が出ればなおよいと思います。お客様はその名前を見てあなたの会社をイメージするからです。そこへ頼めば、そのことを何とかしてくれると勝手に思ってくれます。

お客様からまず選んで電話をしていただく。そのために様々なPR方法をするわけです。大企業は名前が通っていますから、イメージ的な名前でも有名、一般のお客様も認知していますが、中小零細企業のイメージ社名は不要です。分かりやすいか、そうでないか。

今一度、元請化を目指すあなたの会社名、みなおしてみませんか?

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